テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

美女、といえばこの御方!

2014-02-08 21:25:26 | ミュゼ
「こッ、こんにちわッ、テディちゃでスッ!
 ひゃわわわわァ~! ゆきィ!」
「がるる!ぐるぅるがる!」(←訳:虎です!うひゃあ大雪!)

 こんにちは、ネーさです。
 え? 雪ですか? 
 おほほほほ♪ここ東京・八王子では積もり積もっておりますとも♪
 (たぶん都心部の2倍以上は……)
 あまりに積もっているのでもう見ないフリして、
 さあ、本日は読書をお休みしてアート情報を、どうぞ~!

  


 
       ―― 黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展 ――


 東京八王子市の八王子市夢美術館にて、
 会期は2月15日~3月30日(月曜休館)。
 江戸時代後期、
 北斎さんとともに
 日本のアート界を牽引した喜多川歌麿さんの作品を中心とする展覧会です。

「べッぴんさんだァ~♪」
「ぐるるがる!」(←訳:美女が大勢!)

  

 そうね、歌麿さんといったら美人画の代名詞みたいなもの。
 今回の企画展では、
 歌麿さん描く美女の他に、
 歌川豊国さんや
 東洲斎写楽さんが描いた役者絵、
 鳥居清長さんの作品も展示されます。

「あはァ!
 とびきりのォ、びじょさんッ、はッけんしたでス!」
「がるぐるるがるっ!」(←訳:ボクこの人好きっ!)

  

 展覧会チラシの下段に印刷されているのは
 栄鳥さんという画師さんの
 《青楼美人合 五明楼文越》。

 これは美人さんだわね!
 早く本物を拝見したいわ♪

「わふふゥ!たのしみィ~♪」
「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:公開日が待ち遠しい!)

 美人画・役者絵・肉筆画など、
 展示総数は約120点!
 多摩地域にお住まいのアート好きさん、
 ぜひいらしてくださいね。



   では、ここで今週の美味しいオマケ画像も♪
  
  「おおッ♪どォなつゥ~♪♪」
  「がるぐる!」(←訳:ポンだね!)
  『ミスタードーナツ』さんの《ポン・デ・リング》シリーズ、
   温め専用の《熱とろ》各種、
   バレンタインらしい《ポン・デ・マシュマロ チョコ》もおすすめです。
   寒ぅぅぅ~い雪の日も美味しいモノで乗り切っちゃおう~!



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ひとコマの、貴いきらめき。

2014-02-07 21:40:54 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ~こんざつゥなしッ♪」
「がるる!ぐるるるる!」(←訳:虎です!空いてるね!)

 こんにちは、ネーさです。
 東京都民の私、今日は期日前投票に行ってまいりましたよ。
 夕方だったせいか、混雑も行列もありませんでした♪
 では、大仕事が済んだ日の読書タイムは、
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  


              ―― 華胥の幽夢 ――


 著者は小野不由美さん、画像の新潮社文庫版は2014年1月に発行されました。
 先日は『丕緒の鳥』を御紹介いたしましたが、
 こちらも人気の《十二国記》シリーズ中の一冊!
 『華胥』は『かしょ』と、
 『幽夢』は『ゆめ』とお読みくださいね。

「こんかいィもォ、ふぁんたじッくゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:異世界のお話!)

 はるかな異界、十二国。
 しかし、はるかな異世界は、
 平和で美しい夢のような国……とはゆきません。

 王朝が生まれては倒れ、
 王は道を見失い、
 民は困窮する。

 
 この御本に収録されている短編5作品はいずれも、
 皆ハッピーで不満もなし♪
 とは言えない物語ばかり……。

「ふァ~…」(←ため息してます)
「がるゥ~…」(←こっちもため息)

 国を治める側も
 治められる側も、それぞれに苦しい。

 が、とりわけ、異色な“苦悩”が描かれているのは
 御本の二番目に収められた
 『乗月(じょうげつ)』
 という作品でしょうか。

「いしょくゥ~?」
「ぐるがるるる?」(←訳:どう異色なの?)

   民衆をしいたげる暴君を討つ。

   では、その後、暴君を討った《首謀者》はどうするか?

 ええ、下克上とか革命とか維新とか、
 言うのは簡単ですけれど、
 やってのけるのは難しいものです。

 反乱計画って、大概は事前に権力者側に漏れ、
 潰されてしまうものですからね。

 下克上が成功するなぁんて、
 確率的には、たぶんゼロに等しいくらいの、
 超レアケース。

「じゃあァ、もしもォ~…」
「がるぐるぅっるる?」(←訳:成功しちゃったら?)

 下克上を成し遂げてしまった、
 つまり暴君を討つのに成功してしまった人物が、
 月渓(げっけい)さん――
 『乗月』の、いわば主役さんです。

 暴君から国を救った月渓さん。
 官吏たちも国民も彼に感謝しているのに、
 月渓さんは鬱々としています。
 その理由とは、いったい……?

「こころのォ、おくそこにはァ?」
「ぐるがるる?」(←訳:何があるの?)

 暗鬱を超え、
 清々しい読後感をもたらす『乗月』。
 ほほえましく可憐な『書簡(しょかん)』。
 異世界の、
 巨大な歴史のうねりの、ほんの瞬間を切り取ったひとこま。

 
 《十二国記》シリーズのファンの方々は
 とうに講談社文庫版の同作を読んでおられるでしょうが、
 こちらの新潮社文庫版では
 細部に改変が施されています。
 特に、漢字が変えてある箇所が目についたように思いますよ。
 ファンの皆さまは、ぜひこちらの新版も一読を!

「しりーずのォ、しんさくゥ!」
「がるぐるがるるるぐる!」(←訳:早く読みたいです!)



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虹、追っかけます!

2014-02-06 21:44:22 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪みィあァ~げてェごらんッ♪」
「がるる!ぐるがるる~♪」(←訳:虎です!空の七色を~♪)

 こんにちは、ネーさです。
 空にあって、私たちを魅了するものといえば、星、月、太陽、雲……
 そして虹!
 本日の読書タイムは、虹に関する御本を、さあ、どうぞ~!

  



            ―― 【図説】 虹の文化史 ――



 著者は杉山久仁彦(すぎやま・くにひこ)さん、2013年12月に発行されました。
 『A picture History of the Rainbow』と英語題名が付されたこの御本は、
 すべてが虹!
 どこもかしこも虹です!

「びッくりィのォ、にじィづくしッ!」
「ぐるぐるるがる!」(←訳:虹の大図鑑です!)

 空にかかる光の橋、虹。
 古代から現代まで、
 人間の眼を奪い続けてやまない、
 天の弓。

 古今東西の、虹――Rainbowについてのあらゆる研究、データ、図版を
 とことん集めてみせたのは、
 『虹物語』『雲物語』『極光物語』といった御本も著している
 グラフィックデザイナーの杉山さんです。

「すごいィ、ぼりゅーむなのでスゥ!」
「がるるるぅ!」(←訳:重たいよぅ!)

 分厚~い御本の表紙を飾っているのは、
 アイザック・ニュートン卿。
 17世紀の天才物理学者ニュートンさんこそ、
 その著書『光学(Opticks)』で
 白色光の原理、つまり、
 虹ってどういうものなのか?を
 ほぼ解明した科学者さんでした。

 いえ、ニュートンさん以前にも
 虹の問題に取り組んだ学者さんた大勢いたのです。
 古代のギリシャや中国、
 ローマの博物学者プリニウスさん、
 万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチさん……

「でもォ、やぱりィ!」
「ぐるるるがぅーるるる!」(←訳:決定打はニュートン卿!)

 西洋科学史の紆余曲折と
 ニュートンさん以後の光学理論の発展。

 では、東洋では、虹はどのように見られていたのでしょうか?
 近世の日本では?

 それにまた、
 時代、国、研究者(観察者)によって
 虹の色の数は変わります。
 江戸時代の日本の学者さんの目には
 虹は4色、に映ったらしい……?

「むふふふッ♪
 すてきなァでんせつもォ、ありまス!」
「がるぐっる!」(←訳:虹の根っこ!)

 虹の脚のふもとには
 黄金の詰まった壺が埋まっている、というお話ですね。
 『虹脚埋宝伝説(こうきゃくまいほうでんせつ)』と称される同様の民間伝承は
 なんと!
 アイルランド、ドイツなど欧州各地、
 中国、台湾、朝鮮半島、
 そして日本の岩手、青森、長野、高知、熊本でも
 語り伝えられているものなんですって!

「ひゃはァ!」(←掘り当てる気満々!)
「がるっ!」(←同じく掘る気!)

 読み物としてのみならず、
 虹が描かれている絵画、
 虹の写真資料までも徹底的に網羅するこの御本、
 活字マニアさんに、
 虹を追いかける写真マニアさんにも大のおすすめですよ♪
 科学好きな御方も、
 ぜひ一読を~!



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ショコラな写真展へ!

2014-02-05 21:31:28 | ショコラ
 こんにちは、ネーさです。
 さあっ、今日もショコラマニアさんのために
 とびっきりのニュースを仕入れてきましたよ~♪♪♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ……ふァ~…またしてもォ、でスかァ~…」
「がるる!ぐるるがぅる!」(←訳:虎です!またもチョコ!)

 ふっふっふっ、何はともあれ、こちらを、どうぞ♪

  


  
          ―― Chocolate、Chocolate。写真展 ――


 会場は、東京・渋谷のRaum1Fにて、
 期間は2014年2月8日~13日、
 『チョコレート』をテーマにした写真展が開催されます!

「うむむむゥ! しょこらのォ??」
「ぐるるがるるぅ?」(←訳:写真展ですかぁ?)

 それも普通の写真展じゃないわ!
 ふたりの写真家さんとふたりのパティシェさんがタッグを組んだ
 とってもユニークな写真×ショコラのコラボ展よ。

  

 写真家さんは
 石川寛(いしかわ・ひろ)さんと、
 石丸直人(いしまる・なおと)さん。

 石丸さんは、そのお写真が2012年の
 『サロン・デュ・ショコラ・パリ』公式ガイドブックの表紙を飾った、という
 “最強ショコラ写真家”さんです。

 そしてパティシェさんは
 辻口博啓(つじぐち・ひろのぶ)さんと、
 小山進(こやま・すすむ)さん。

 石川さん&辻口さん、
 石丸さん&小山さん、という組み合わせで、
 『Chocolate』を写真にする、のだそうですから――

「おもしろそうッ♪」
「がるるるる!」(←訳:美味しそう!)

 しかも、会場では
 2月8日と2月9日の二日間、
 小山シェフと辻口シェフが2013年のサロン・デュ・ショコラで発表した
 新作ショコラアソートを
 100箱限定で販売(無くなり次第終了)するんですって!

 Raum1Fさんの住所は
 東京都渋谷区神宮前5-39-12、
 (営業時間は11時~20時)
 表参道からはちょっと裏道に入った場所にありますので、
 ショコラマニアの皆さま、
 迷子ちゃんにならないよう気を付けて
 お出掛けしてくださいね♪

「しゃしんとォ、しょこらッ!」
「ぐるがるるる~!」(←訳:両方楽しもう~!)



  ではここで、ちょこっとオマケ画像を。
  
  
  「あッ、ここはァ!」
  「がるぐるるがる!」(←訳:小山さんのお店!)
  伊勢丹新宿店さんの《サロン・デュ・ショコラ》でいただいた
  『 es koyama 』さんのガイドマップには
  兵庫県三田市にある小山さんの《王国》図解が載っていて、
  ああ、関東住まいの私たちには羨ましいかぎり!
  パティスリーに、ショコラ専門店、カフェ、
  アイスクリーム工房、パン工房、
  コンフィチュール&マカロン専門店、バウムクーヘン工房、
  お菓子教室……
  最近、子どものみ入店可(オトナは入店不可!)な未来製作所というお店もオープンしました!
  「いいなッ♪」
  「がるる!」(←訳:すごい!)
  いつか行ってみたいです『 es koyama 』♪♪


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 ― 未来のピアニスト ―

2014-02-04 21:35:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はるがァ~きましたねッ♪」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!雪だけど立春!)

 こんにちは、ネーさです。
 立春にはちょこっと寒過ぎる今日の読書タイムは、
 こちらの新書を御紹介いたしましょう。
 活字マニアさんも音楽好きさんも、さあ、どうぞ~!

  



 
         ―― フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか ――



 著者は浦久俊彦(うらひさ・としひこ)さん、2013年12月に発行されました。
 なんと煽情的な!と
 びっくりしちゃう御本の題名ですが、
 ええ、気にしないでください、
 ここに描かれているのは心理学や精神医学ではなく……

 或るひとりの音楽家の生涯です。

「それがァ、りすとさんッ、でスかッ?」
「ぐるがるるるる!」(←訳:天才ピアニスト!)

 フランツ・リストさん(1811~1886)。

 鍵聖とも称すべき天才音楽家さん、であり、
 私たちはリストさんに関する様々な伝説を耳にしていますよね。

   その超絶技巧。
   その美しい容姿。
   そのモテっぷり。
   その栄光。

「きょうかしょにもォ~」
「がっるるる!」(←訳:載ってます!)

 音楽史の巨人としての鍵聖像。

 しかし、著者・浦久さんはそんな上っ面の略伝には
 物足りなさを感じていました。

   ピアノの天才で、モテまくりで。
   それはそうなんだけど、
   それだけじゃない。

 
 なぜ、世界はもっと知ろうとしないのか、
 理解しようとしないのか、
 リストさんがこの世に何をもたらしたのかを。

「うむむゥ~、りすとさんのォ~…」
「ぐるるがる!」(←訳:偉業の真実!)

 どのような時代と国に生まれたのか、
 どのようにピアノの基礎を学んでいったのかを追いながら、
 著者・浦久さんは徐々に
 リストさんの特異性を描写してゆきます。

 特異とは、つまり、リストさんの未来性。
 “時代を先取りした”と
 言い換えてもいいかもしれませんね。

 リサイタルという発表/表現形式を創り上げ、
 ピアニストなる立ち位置を確立させ、
 コンサート・ツアーでヨーロッパ中を巡り、
 楽器としてのピアノを完成させる。

 そしてまた、
 良き教師であり、
 最高のアドヴァイザーであり、
 援助者でもあったリストさん。

「たくさんのォ、おでしさんッ!」
「がるがるるるる!」(←訳:数えきれないよ!)

 天才で、モテて、などというと
 人は強欲な金の亡者を連想するでしょうか?
 リストさんもそうであったと?

 事実は、違いました。

 リストさんは
 彼に教えを乞いに来る者を拒みませんでした。
 紹介状があれば誰でも受け入れたのだそうです。
 しかも、
 レッスン料は、すべて無料。

「ええッ? むりょうゥ??」
「ぐるるがるるるる?」(←訳:お金を取らないの?)

 レッスン料だけではありません。
 リストさんはいわゆる慈善公演も頻繁に行っています。
 まるで、19世紀にたったひとりでバンドエイドを実現させるかのように。

 こうして、次々と崩れてゆく既成の楽聖像。
 ページが進むごとに生まれてゆく、
 新しい《或る音楽家》の相貌。

「しらなかッたことがァ、いッぱいィ!」
「がるがるるぐるるがる!」(→訳:いま音楽の歴史が動く!)

 著者・浦久さんは
 リストさんと19世紀の欧州世界を
 立体的に、複合的に組み立て、
 私たち読み手に分かりやすく
 《生きた音=声》
 を響かせてくれます。

 さあ、本屋さんで、図書館で、
 この御本を見つけたら、ぜひ手に取ってください!
 激おすすめの一冊ですよ~♪




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もの言わねど、雄弁な。

2014-02-03 21:43:06 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 おにィはァ~そとッ!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!福は内!)

 こんにちは、ネーさです。
 豆まきをして、恵方巻きもいただいて、
 さあ、節分の日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  



 
   
     ―― 櫻子さんの足下には死体が埋まっている  骨と石榴と夏休み ――



 著者は太田紫織(おおた・しおり)さん、2013年5月に発行されました。
 以前に御紹介しました『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』に続く
 シリーズ第二作目です。

「だいこうひょうゥ~なのでス!」
「ぐぅるがる!」(←訳:ファン多し!)

 文庫で、可愛いイラストが表紙で、
 これライトノベルかしら?と
 カン違いされたらしいシリーズ第一作『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は
 その硬派な内容から、たちまちミステリファンの間で
 大好評を博しました。

 そして、シリーズ二作目の『骨と石榴(ざくろ)と夏休み』も、
 前作同様、
 《骨》にまつわる物語です。

「ううゥ、それだけはァ~…」
「がるるるるるぐる~…」(←訳:慣れられないけど~…)

 櫻子(さくらこ)さん――
 名門・九条家のお嬢さまである九条櫻子さんは、
 容姿端麗、
 頭脳明晰、
 立派な御屋敷に暮らして、
 ひとも羨む婚約者さんがいて、
 欠点なんてどこにも見当たらないような女性。

 なのですが、
 櫻子さんの年下の友人・館脇(たてわき)くんは
 櫻子さんの実像を(ほぼ)知っています。

 櫻子さん、実は、
 “骨マニア”。

「おうちにはァ、ほねがァ、いィ~ッぱいィ!」
「ぐるぐるるる!」(←訳:骨格標本の海!)

 小動物の死骸に出くわしちゃったりしたら、
 櫻子さんは大喜び。
 拾い上げ、お家に持って帰り、
 骨をクリーニングして標本に仕立てるのが
 何より大好き♪なんですね。

 しかし、
 《骨》を探して歩いたりすれば、
 どうしたって……事件、ってものにぶつかります。

「だよねェ~…」
「がるる~…」(←訳:今回も~…)

 御本の第一話、いえ、第壱骨では、
 櫻子さんと館脇少年、
 旭川市から少し離れた場所でミニ登山の最中に
 或る《骨》と出逢います。

 そして第弐骨では、
 館脇少年と迷子ちゃんの巡り合いが
 櫻子さんを或る《骨》のもとへ
 導く契機となります。

 第参骨は、
 中編といってもいい分量の作品ですが、
 旭川から札幌へ舞台が動きます。

「さッぽろォ??」
「ぐるるがる?」(←訳:札幌で何が?)

 櫻子さんと館脇少年が訪れたのは、
 高級住宅地の中でも一段と目立つ和風建築のお屋敷。
 そこで起きる《骨》がらみの事件とは――

「やぱりィ、じけんッ!」
「がるぅ!」(←訳:出たぁ!)

 三つの物語ならぬ三つの《骨》から成る連作ミステリは、
 ミステリ好きさんに、
 また博物学好きな活字マニアさんにも
 おすすめしたい一冊です。

 できれば、第1作→第2作の順にお読みくださいね~♪
  
 
コメント (2)
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2014・新宿 《 イセタン ショコラセレクション 》 プチレポ。

2014-02-02 21:43:18 | ショコラ
 こんにちは、ネーさです。
 さあ、本日もレポっちゃいましょう♪
 2014年のショコラ最前線@新宿!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、どこへッ??」
「がるる!ぐるがるーるぐる!」(←訳:虎です!あのデパートだよ!)

 ええ、前回記事ではTakashimaya新宿店さんの
 バレンタインフェアを御紹介いたしました。
 今回は、伊勢丹新宿店さんの地下1階フロアへ行ってみますよ。

  

 伊勢丹新宿店さんのB1Fでは、
 《2014イセタン ショコラセレクション》が開催中です。
 
  (会場のお写真はないのですが
   上の画像は、お店で配布されている広告やパンフレットです)

 ここで、東京近辺のショコラマニアさんに朗報!!

  

 いま、伊勢丹さんでは
 あの《エス コヤマ》さんのショコラが
 並ばずとも手に入りますよ~!

「おおォッ!」
「ぐるる?」(←訳:本当に?)

 本当です!

 先日の《サロン・デュ・ショコラ》初日では
 長~~い行列に気圧され、
 《エス コヤマ》さんブースでのお買い物を諦めた私ネーさも、
 昨日(2月2日)の時点では
 並ぶこともなく、
 お目当てのショコラBOXを購入することが出来ました!

 それにね、
 『 SUSUMU KOYAMA'S CHOCOLOGY 2014 es koyama chocolate book 』
 というカタログもいただいちゃったんですけど(上の画像左側です)、
 これがまた凄いっ!

  

 いえ、凄い、を超え、
 凄味を感じさせる精密で詳細な内容に
 仰天させられました……。

 
 このカタログ、ショコラマニアさんなら
 ぜひ入手すべき!
 《エス コヤマ》さんのブースで
 店員さんにおねだりしてみてくださいね!

 なお、伺ったところでは、
 去年2013年は《ショコラセレクション》終盤には
 賞品によっては売り切れとなる物もあり、
 おそらく今年も……というお話でしたので、
 《エス コヤマ》さんのショコラが欲しい御方は
 なるべく早めに新宿伊勢丹さんの会場へ!

「いそいでッいそいでッ!」
「がるぐるる!」(←訳:今のうちに!)

 さて、もうひとつ、見落としてはならないのが――

  

 《ル ショコラ ド アッシュ》さんのブース!
 (上の画像はアッシュさんのパンフレットです)

 takashimaya新宿店さんの《アムール・デュ・ショコラ》では
 《和楽紅屋》さんの商品が扱われていました。
 伊勢丹新宿店さんでは《和楽紅屋》商品ではなく
 《ル ショコラ ド アッシュ》のショコラ商品が揃っています。

 
「こッちもォ、いいねッ!」
「ぐるぐるる!」(←訳:全部欲しい!)

 さらにさらに、
 今週伊勢丹新宿店さんへ行く御方におすすめなのは――

  

 2月5日~10日にかけて
 6階催物場で開催される《大北海道展》!

「ほッかいどうゥはァ~」
「がるる!」(←訳:美食処!)

 では皆さま、
 あちこちのお店で楽しいお買い物を♪


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2014・新宿《 アムール・デュ・ショコラ 》大急ぎレポ。

2014-02-01 21:39:23 | ショコラ
 こんにちは、ネーさです。
 今日は絶好のショコラ日和~♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 まァたァ~しょこらッでスかッ?」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!そうみたい!)

 はい! 本日は所用ありまして新宿へお出掛けしたついでに、
 デパートさんのバレンタインフェアも覗いてきましたよ♪
 ここは、新宿南口の――

  

  Takashimaya新宿店さん11階の
  《Amour du Chocolat! アムール・デュ・ショコラ ~ショコラ大好き!~ 》
  の会場です。

  

 画像ではそんなに混雑していない……ように見えますが、
 この後、お客さんはどんどん増えていって、
 写真を撮るのも難しいほどでした。

「むふふゥ♪なぜならァ~♪」
「ぐぅるるるがるるるる!」(←訳:皆ショコラが好きだから!)

 今年2014年の《アムール・デュ・ショコラ》の特徴は、
 例年よりやや外国のショコラが少なめ?なことでしょうか。
 日本のメーカーさんのブースが目につきますね。

 糖質オフのショコラや、
 生チョコレートで有名な《シルスマリア》さん、
 《九州焼酎果蔵》さん、
 といったブースが賑わっています。

 外国のショコラで行列ができていたのは、
 スペインの《アマリエ》さん、だったわね。

「わはッ♪ でたァ♪」
「がるる!」(←訳:恒例の!)

  

「にくきゅうッ!」
「ぐるがぅるる!」(←訳:動物ショコラ!)

  

 毎年のお馴染み、
 《ゴンチャロフ アニマル ショコラ》のブースでは
 パグくん、柴犬くん、(たぶん)ポメラニアンくんたち動物型のショコラに
 お客さんたちから『かわいい~!』の合唱が。

「おッ? あちらからはァ~」
「がるぐる!」(←訳:いい匂い!)

 ええ、ぜひ寄り道していただきたいのは、開場の奥、
 《和楽紅屋》さんのブース!

  

 辻口博啓さんのお店では、
 《和ラスク》、
 《和チョコラスク詰め合わせ》の売行きが好調です♪

 また、《和楽紅屋》さんでは今回、
 実演販売も行っていて、

  

 『東京ワッフルショコラ』
 『和楽紅屋のミルキーソフト』
 それに――

  

 『和楽紅屋のベリーショコラ』!

 会場は女性のお客さんが圧倒的に多いものの、
 このショコラのアイスクリームを食べたくて来場したと思われる男性のお客さんも
 目につきました。
 
 ですから、男性のショコラ好きさんも
 遠慮せずにガンガン《和楽紅屋》さんへ行っちゃいましょう!

「おいしィものはァ~♪♪」
「がるるるぐるる!」(←訳:みんなで一緒に!)

 えー、さきほど帰宅したばかりでそすので、
 取り急ぎの御報告となってしまいましたが、
 次回記事ではもうちょっと整理して
 ショコラ情報をお伝えいたしますね。

 では皆さま、佳き休日を!



 


  
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