テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

記念に、書いて。貼って。飾って。

2014-11-20 21:36:08 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 まふゆゥ~ッ!」
「がるるぐるがる^?」(←訳:虎です!秋はどこ~?)

 こんにちは、ネーさです。
 寒い木曜日になりましたが、風邪なんて引いてるヒマはありませんよね。
 今週末には、たくさんのお店でSALEが目白押し!
 本日の読書タイムも、ショッピング意欲を刺激する一冊を、
 さあ、どうぞ~!

  



           ―― ほぼ日手帳公式ガイドブック2015 ――



 編著は、ほぼ日刊イトイ新聞の皆さん、2014年8月に発行されました。
 『LIFEのBOOK』と副題が付されているこの御本は、
 “手帳をどう使いこなすか”を提案する、
 手帳ハウツー本です。

「ネーさもォ、かいましたでス! ほぼにちてちょうゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:ピンクの!)

  

 そうなのよねえ、
 『ほぼ日』さんで製作されている手帳の中で、
 最もポピュラーな、オリジナルというサイズの手帳本体と、
 ローズプードル色のカバーのセット。

 文庫本と同サイズのこの手帳を、
 『ほぼ日』手帳愛好家さんたちは
 どんな風に毎日の生活に取り込んでいるのか……

 読んでみれば、圧倒されます。

「みなさんッ、くふうゥしてるでス!」
「がるぐーるがる!」(←訳:各種ツール駆使!)

 自作イラスト、
 付箋や写真を貼るのは当たり前、
 図表を書き込んだり、
 マスキングテープ&シールで飾り、
 さらには、
 仕事用と家庭用にと二冊の手帳を使い分ける。

 闘病の記録、
 お稽古事の記録、
 育児日記、
 アイドルの追っかけ日誌、と
 用途もさまざま。

「たいじゅうゥかんりィ、にもッ!」
「ぐるるがっるぐる!」(←訳:家族で揃って愛用!)

 ユーザーさんそれぞれの創意に驚かされ、
 もうひとつ、
 驚いちゃったのは、
 海外には日本のような“手帳文化”がないらしい、
 ということです。

「えッ? ないィのでスかッ?」
「がるるる?」(←訳:そうなの?)

 バイブルサイズのスケジュール帳とか、
 手帳というモノはあるし、
 使っている人も多いけれど、
 いろんな色のペンで書き込みをしたり、
 可愛いシールでぺたぺたデコ……というのは
 あまりやらない、ようです。

 
「それはァ、もッたいないィかもッ!」
「ぐるるるるる!」(←訳:面白いのにね!)

 私ネーさ、各種ペンは持っておりますが、
 読み進むうちについ影響されて、
 手帳専用?のシールを
 LoFtさんで購入しちゃいました♪

 活字マニアさんの中には手帳愛好者さんも大勢おられることでしょうから
 (シールの必要性はともあれ)、
 ぜひ、参考のために一読を。

「あたらしィてちょうでェ~たのしくゥ~♪」
「がるがるぐるるぅーるがるる!」(←訳:年末年始スケジュール管理を!)
 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇聖の、聖なる遺産。

2014-11-19 21:41:28 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 まいとしィ~こうれいィ、でスかッ?」
「がるる!ぐるるぐるる?」(←訳:虎です!注射の作用は?)

 こんにちは、ネーさです。
 昨日のインフルエンザ予防接種の副作用(というか反応?)は、
 ……ちょっと腕がダルいくらいで、ほぼ体調に影響はありません。
 とはいえ、注射の効果は人によってそれぞれですので、
 これから予防接種を受ける御方は注意してくださいね。
 では本日は、読書をパスし、展覧会情報をどうぞ~♪

  



           ―― シェイクスピア はじまりは恋の言葉 ――



 東京都日野市の明星(めいせい)大学・明星ギャラリー(資料図書館2F)にて、
 会期は2014年10月27日~2015年1月19日(日曜と祝日、12/28~1/7は休館)、
 『明星大学創立50周年 シェイクスピア生誕450年記念 特別展』と
 副題が付されています。

「またしてもォ、しぇいくすぴあァさんッ!」
「ぐるるがーる?」(←訳:密かなブーム?)

 前回の展覧会情報でお伝えしましたのは、
 練馬区立美術館での『見つめて、シェイクスピア!展』でした。

 一方こちらの、明星ギャラリーでの展示構成の柱となっているのは……

 《ファースト・フォリオ》の特別公開!

  

「ふぁーすとォふぉりおゥ??」
「がるっるぐぅる?」(←訳:それってなぁに?)

 《ファースト・フォリオ》とは、
 シェイクスピアさんの戯曲集初版、を指します。

 シェイクスピアさんって、実は、自筆の原稿をまったく遺していません。
 そこで、芝居仲間であった友人たちが
 シェイクスピアさんの没後7年目(1623年)に
 可能な限りの戯曲作品をかき集め、編纂作業を行いました。
 出来上がった本の大きさにちなみ、
 これを《ファースト・フォリオ》と呼びます。

「きちょうゥなァ、しょばんぼんッ?」
「ぐるるるがる!」(←訳:文化遺産だね!)

 
 その《ファースト・フォリオ》を、
 なんと、世界第二位の規模で所蔵しているのが
 明星大学!なのだそうです。

「きねんのォ~としだからァ~」
「がるる!」(←訳:大公開!)

 なお、この展覧会は
 入場は無料なのですが、
 事前予約制になっています。

 入場を希望する御方は、
 明星大学の資料図書館HPにアクセスし、
 予約フォームから申し込みをしてくださいな。

「めずらしィ~てんらんかいィ、でスねッ?」
「ぐるるがるるる!」(←訳:詳細はWebで!)

 英文学、ことにシェイクスピアさんの作品を研究している学生さんは
 ぜひ、お出掛けを。
 最寄りの駅は、多摩モノレールの中央大学・明星大学駅ですよ♪
 





   では、今回はオマケ画像も変わりダネで!
  
   《スターウォーズ ダース・ベイダー武者人形》で
   私たちを驚かせた『人形の吉徳』さんが
   またやってくださいました!
   今度は、
   《ピーターラビット雛人形》!
   「ぴーたーくんがァ??」
   「がるるぐるる?」(←訳:お内裏さまに?)
   可愛いので、許しちゃおう~♪♪



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

― 黄金の時代のちから ―

2014-11-18 21:43:32 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぐさッ!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!ぐさり!)

 こんにちは、ネーさです。
 ぐさり、じゃありませんよ、プスリ、ってとこかしら。
 今日の午後に予防接種の注射を済ませ、今季のインフルエンザ対策は万全です。
 では張り切って、本日の読書タイムと参りましょう~♪

  



         ―― 挿絵画家 エドマンド・デュラックの世界 ――



 監修は平松洋(ひらまつ・ひろし)さん、2014年9月に発行されました。
 フランスに生まれ、
 英国に渡って活躍した挿絵画家エドマンド・デュラックさん(1882~1953)の
 代表的な作品を収録したアート本です~♪♪

「ネーさのォ、だいこうぶつゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:黄金期の挿絵本!)

 20世紀の初め頃の僅かな期間、
 欧州と米国で大人気を博したのが、
 《豪華挿絵本》。

 有名な物語――例えば『ピーター・パン』や『不思議の国のアリス』、
 シェイクスピアの『真夏の夜の夢』『テンペスト』、
 『千夜一夜物語』『グリム童話』などに
 カラー挿絵を添えた書物が
 頻繁に制作されました。

 デュラックさんは、
 当時を飾った最も優れた挿絵画家のひとり、です。

 その画力は、御本の表紙を見れば
 わかる人にはわかっちゃうことでしょう。

「しろいィどれすのォ、びじんさんッ!」
「がるるるぐるるるる?」(←訳:どこかで観たような?)

 御本の表紙は、1915年刊『夢を見た少年』の中の、
 二頭のシロクマを従えた
 雪の女王を描いたシーンです。

 ……さて、雪の女王、といったら?

「うむゥ? もしやのッ?」
「ぐぅるるー?!?」(←訳:ディズニー?!?)

 デュラックさんは童話『雪の女王』の
 挿絵も制作していますが、
 そこでは、よりはっきり、分かってしまいます。

 ディズニー作品『アナと雪の女王』と似てる!
 というより、
 銀白に透けて輝くドレスのデザインが
 そっくり!!

 ディズニースタジオの美術さんたちが
 どこからエルザ女王のドレスのイメージを得たのか、
 ええもう、あらためて申し上げるまでもありませんね。

「うりィふたつゥ?」
「がるぐるる!」(←訳:双子みたい!)

 100年を経ても古びない、デュラックさんの創造性。

 しかし、デュラックさんの真骨頂は、
 欧州よりも、東洋を舞台にした物語の挿絵で発揮されます。

 『千夜一夜物語』、
 『ルバイヤート』、
 中国や日本を背景とする物語の挿絵は
 頂点!としか言いようがありません。
 デュラックさんを超えるアラビアンアイトの描き手は
 未だ、ひとりとしていないのです。

「おおッ! いいきりましたでスねッ!」
「ぐっるがるぐるる!」(←訳:だって事実だもん!)

 この御本では、画業の精華たる『千夜一夜物語』、
 稀本『バドゥーラ姫』『夢を夢見た少年』、
 つい笑いを誘われるコミカルな滑稽詩&挿絵など
 デュラックさんの特徴がよく分かる作品ばかりが
 解説つきで収録されています。

 アート好きさんは、ぜひ、
 本屋さんで手に取ってみてくださいね。

 なぁんだ、古臭い画だな~?と思われるか、
 わあキレイ!と思われるか、
 読み手さんの感想は大きく分かれる……かもしれませんが。

「そのォ~はんだんはァ~」
「がるるるぐる!」(←訳:御自分の眼で!)
 



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

判決主文が待ち遠しい?

2014-11-17 21:30:47 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 えへんッ! しょくんッ、おしずかにィ!」
「がるる!ぐるぐる~!」(←訳:虎です!謹聴です~!)

 こんにちは、ネーさです。
 さあ、緊張高まる法廷から本日の読書タイムをお送りしますよ。
 活字マニアの皆さま、こちらを、どうぞ~!

  



             ―― 判決はCMのあとで ――



 著者は青柳碧人(あおやぎ・あいと)さん、
 単行本は2012年に、画像の文庫版は2014年9月に発行されました。
 『ストロベリー・マーキュリー殺人事件』と副題が付されています。

「あにめッぽいィ~ひょうしィ!」
「ぐるるがる!」(←訳:奇妙な題名!)

 そうね、一見したところ、
 ライトノベルかな?と思う御方もおられるでしょうか。

 その印象を裏付けるかのように、
 御本冒頭の『主な登場人物』表には
 なんともキテレツな名前やプロフィールが並んでいます。

 ……裁判番組のプロデューサー?
 オーストラリア帰りの弁護人?
 裁判員出身のアイドル?
 テレビ公開裁判??

「なんでスかァ、それはァ??」
「がるるぐる?」(←訳:TVで裁判?)

 それは、遠いような、近いような、
 どこかの国での出来事――

 刑事事件の裁判は
 すべて実況中継!

 検察側や弁護側の尋問、
 証人たちの証言、
 裁判長による判決まで、
 全部が全部TVで放送されちゃう世が到来しておりました。

 耳目を集める重大な事件の裁判ともなると、
 もう大変です!
 全国にライブ中継!

 被告の一挙手一投足にツイッターは沸騰、
 カメラが裁判員さんの可愛い顔をアップで映せば、
 メディアで大人気になっちゃう!

「ふァ~? まじでェ?」
「ぐるるるるがるるるる?」(←訳:なさそうでありそうな?)

 そんな風に司法制度が機能する世界に、
 主人公の生野悠太(いくの・ゆうた)さんは暮らしています。

 悠太くんも、
 裁判中継がTVで高い視聴率を稼いでるということは知っていましたが、
 とりたてて自分とは関係もないしなぁ……と、
 醒めた気持ちでおりました。

 《裁判員候補者名簿記載通知》が来るまでは。

 そして、次に、

 《裁判員呼び出し状》も――

「きちゃッたァ?!?」
「がるるるる!」(←訳:どうしよう!)

 よりにもよって、話題性では今年下半期ダントツ、
 最終公判はクリスマスイヴのゴールデンタイム!
 なんていう裁判の裁判員に、
 悠太くんは任命されてしまったのです。

 あたふたする悠太くん。
 司法のルールやらアイドルやらに振り回され、
 世間の好奇心にさらされ……
 さらには押さえ難い疑惑とも格闘する羽目になりました。
 すなわち。

  《真犯人は誰だ?》

「わおゥ! はんにんさがしィ?」
「ぐるるるがる!」(←訳:ミステリだね!)

 SF、ミステリ、恋愛小説、ミュージカル、法廷ドラマ、
 多彩な要素を投げ込んでミックスした
 ハイテンポなフィクションは
 学生さんからオトナな社会人さんまで
 幅広い活字マニアさんにおすすめです。

「わらえてェ、まじめッ!」
「がるるぐるがるるる!」(←訳:一粒で二度おいしい!)

 巻末の、東川篤哉さんによる解説『解説は本編の前に』も
 楽しすぎる名文なのでお読み逃しなく~♪




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シマリス一家の、赤い服。

2014-11-16 21:21:49 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 けいィおにいさんッ、おつかれさまでしたでス!」
「がるる!ぐるるがるっるるる!」(←訳:虎です!オフはリラックスで!)

 こんにちは、ネーさです。
 錦織選手の健闘を讃える拍手が鳴り止まぬロンドンから、
 後ろ髪ひかれつつ日本へ戻り、
 さて本日は、読書タイム……じゃなくて、
 音楽タイムを、どうぞ~♪

  



              ―― オールタイム・ベスト ――



 著者はGONTITI(ゴンチチ)さん、2014年9月に発行されました。
 題名の通り、創業36周年を記念するGONTITIさん初のベストルバムです。

「ぎたーでゅおッ、ごんちちィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:仲良しふたり組!)

  

 CDのジャケ裏面には
 ゴンザレス三上さん(写真向かって左側)、
 チチ松村さん(写真向かって右側)の
 真っ赤っ赤な艶姿が載っていますね。

 この“真っ赤”には理由があります。
 ゴンチチの御二方、今秋そろって還暦を迎えられたのだそうですよ。
 CD内部や、オフィシャルウェブサイトにも
 《one hundred twenty of happiness》の文字が躍っています♪

「きゃッこいィ~ひゃくにじゅうゥ!」
「がるぅる!」(←訳:おしゃれ!)

 このベストアルバムに収録されているのは、
 デビュー以降のアルバムから
 一曲以上ずつを選らび、
 『RED Disc 1983-1996』22曲、
 『WHITE Disc 1997-2014』20曲の
 二枚組で構成されています
 (ボーナストラック2曲が『WHITE Disc』に収録されています)。

 インストゥルメンタル・アコースティック・ギターデュオ……
 っていうと、
 なんだかややこしそうに聞こえますが、
 映画音楽やTV番組のテーマ曲、CMに使用された曲など、
 皆さま、きっと三上さん&松村さんの音楽を
 耳にしたことがあるはず♪

「♪るるゥ~♪みんなァ~しッてるゥ~♪」
「ぐるがるるぅ~♪」(←訳:あのメロディ~♪)

 私ネーさ的には、
 ゴンチチさんの楽曲の題名にも楽しませていただいてます。

   『チョコレート粉砕工場』
   『アンダーソンの庭』
   『シマリス一家のくるみひろい』
   『水曜日の回廊』
   『明日はあんばれるかもしれない』……

 いかがです?
 ちょっと抽象的で詩的な、
 モノクロ短編映画を想わせるような題名が、
 じわ~っと記憶に残りますでしょ。

「ぎたーだいすきィ!なァおんがくまにあさんはァ~」
「がるるるる!」(←訳:聴いてみて!)

 初期の曲も、最新マスタリングが施され、
 とっても高音質(Blu-spec CD2)に生まれ変わりました。
 以前からのファンの方々も、
 おお!音きれいだ!とガッツポーズしたくなるかもしれませんね。
 クリアな弦の響きに、
 あらためて感動してくださいな♪

「ゆッたりィしたいィ~ときにィ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:おすすめです!)
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偉大なる、450年。

2014-11-15 21:29:10 | ミュゼ
 こんにちは、ネーさです。
 いよいよ決戦は今夜ですねー!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 けいィおにいさんッ、おうえんしてまスでスよゥ!」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!打倒一位!)

 では、ロンドンでの試合が始まるまで暫しの間、
 読書タイムに、おっと、
 週末の本日は展覧会情報にお付き合いくださいませ。
 今回は、こちらの美術館へ、GO~!

  



         ―― 見つめて、シェイクスピア!展 ――



 東京都練馬区の練馬区立美術館にて、
 会期は2014年9月2日~11月30日(月曜休館、ただし11/24は開館して翌日休館)、
 『美しき装丁本と絵で見る愛の世界』と日本語副題が、
 『LOOKING AT SHAKESPEARE』と英語題名が付されています。

「じつはァ、ことしはァ~!」
「ぐるるる!」(←訳:記念の年!)

  

 ええ、そうなんです。
 日本ではあまり話題になっていないようですけれど、
 今年は、
 劇聖ウィリアム・シェイクスピアさん生誕450年!
 という特別な年です
 (シェイクスピアさんは1564年生まれ、1616年没)。

「えんげきかいィのォ、まえすとろッ!」
「がるるるるぐるぐる!」(←訳:謎だらけの巨匠さん!)

  

 この展覧会では、
 『シェイクスピア』をテーマに開催された
 国際製本コンペティションで入賞した装丁本、
 そして、
 シェイクスピア作品に主題を得た絵画作品や挿絵本が展示されます。

 ドラクロワさんの版画作品、
 シャガールさんの挿絵本『テンペスト』、
 アーサー・ラッカムさんやウォルター・クレインさんの挿絵本など
 出品作品総数は約250点!

「めもりあるゥいやーはァ♪」
「ぐるるがるる!」(←訳:豪華に行こう!)

 英文学好きな活字マニアさん、
 演劇好きな御方におすすめの展覧会です♪

 練馬区立美術館には駐車場がありませんので
 (周辺にコインパーキングはあります)、
 西武池袋線もしくはバス等の交通機関を御利用下さいね。





    さて、今日もオマケ画像を用意いたしましたよ♪
   
    『しきしま(敷島産業㈱会社)』さんの
    《ふーちゃん》!
    「なつかしィ!もぐもぐッ!」
    「がる!ぐるぐる!」(←訳:美味!さくさく!)
    先日の、酉の市でも見かけましたね、
    ふ菓子の屋台さん。
    この、ふわわわっ、な食感が好きです~♪♪

    では皆さまも、
    「けいおにいさァ~んッ!」
    「ぐっるがっる!」(←訳:グッドラック!)
    声援を送りつつ、穏やかな休日を。
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 ~ 小さな旅で、リフレッシュ ~

2014-11-14 21:35:38 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 こんしゅうゥまつもォ、だいじゅうたいィ?」
「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!数珠つなぎだ!)

 こんにちは、ネーさです。
 本日の読書タイムは、
 週末は紅葉が名所の観光地にお出掛けする御方、
 いや~日曜も仕事だ~という御方にも、
 おすすめの一冊を御紹介いたしますよ♪
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



         ―― 黒田知永子 大人のための小さな旅 ――



 著者は黒田知永子(くろだ・ちえこ)さん、2014年9月に発行されました。
 『― 日本のいいとこ見つけた ―』と副題が付されています。

「おおォ! しゃしんがァ、たァ~くさんッ♪」
「ぐるぐる!」(←訳:美景だあ!)

 雑誌『eclat』2009年10月号~2014年9月号に連載された
 『知永子スタイル 小さな旅のおしゃれ帖』から抜粋、
 加筆・訂正を経てこの御本が出来上がりました。
 基盤が雑誌連載であるだけに、
 きれいな写真の多いこと!
 何より、著者・黒田さんが絵になっていて、
 さすがは『JJ』でモデルデビューしたタレントさんですね。

 その黒田さんが案内してくださる
 《日本のいいとこ》
 とは、どこかというと……

「とッてもォ、ゆうめいなァところッ!」
「がるぐるるがる!」(←訳:割と有名なとこ!)

 誰でも知ってるメジャー観光地、
 ガイドブックには必ず載っている名所、
 ネットで検索すれば行き方がすぐ分かる、
 そういう場所が選ばれています。

 でも、メジャーではあっても、
 切り口はなかなか斬新ですよ。

 新潟県の南魚沼への旅、なんて
 思いつきそうで思いつかない穴場、でしょ?

「おこめのォ、めいさんちィ!」
「ぐっるがる!」(←訳:カッコいい!)

 御本の表紙写真になっている、
 北海道の旭山動物園。
 美術館で知られる倉敷。

 長野県北部の、黒姫高原。
 奈良の南東部の古い町、宇陀。
 
 超有名地と、
 隠里のような場所――
 その両方とも、
 ふつふつと旅心を沸かせる何かを感じさせてくれます。

   今週はなんだか重たい本ばっか読んじゃったなぁ~…

 
 と、溜め息をついている活字マニアさん、
 いま貴方に必要なのは
 きっとこういう御本ですよ♪

「あたまをォ、りふれッしゅゥ!」
「がっるるぐるぅ!」(←訳:すっきりしたぁ!)

 東京の都心からいちばん近い《いいとこ》は、
 青梅。
 JR中央線と青梅線を乗り継いで、
 らくらく日帰りできる場所です。
 活字マニアの皆さまも、
 電車にのって、或いは想像力の翼にのって、
 小さくてもすばらしい旅を、ぜひ。
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬好きさんは、爆笑必至!

2014-11-13 21:33:33 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうもォ、わんこがァきたぞォ!」
「がるる!ぐっるるるがるる!」(←訳:虎です!ビックリのワンコ!)

 こんにちは、ネーさです。
 前々回の読書タイムで御紹介しましたのは、
 ジャーマンシェパードのマギーちゃんが主役の(誰が何と言おうと主役です!)
 ロバート・クレイスさん著『容疑者』でした。
 そして今回もまた、ワンコが主役の御本を、さあ、どうぞ~♪

  



         ―― Wonderful Story ワンダフルストーリー ――



 著者は収録順に、
 伊坂幸犬郎(またの名を伊坂幸太郎)さん、
 犬崎梢(またの名を大崎梢)さん、
 木下半犬(またの名を木下半太)さん、
 横関犬(またの名を横関大)さん、
 貫井ドッグ郎(またの名を貫井徳郎)さん、
 2014年10月に発行されました。

 どうです、このフザケっぷり~♪

「むむむゥ! おなまえがァ~」
「ぐるがっるる!」(←訳:犬になってる!)

 人気作家さんたちが、
 本来の名をかなぐり捨てて仮の名をまとい(真の名をさらし?)、
 がぶりと、いえ、ガッチリ四つに取り組んだのは、
 御本の題名からもお判りですよね、
 わんわん!
 ならぬ《ワン(ダフル)》なものがたり。

 ええ、そうです。
 5人の作家さんによる5編の短編、
 そのいずれにも、
 ワンコ――犬が重要極まる役どころで登場しますよ♪

 ……登場っていうより、
 見方によっては、
 支配してる、ってレベルですけれど。

「しゅやくゥいじょうのォ、そんざいかんッ!」
「がるるる!」(←訳:だよねえ!)

 御本冒頭に収録されている伊坂幸犬郎さんの
 『イヌゲンソーゴ』が
 いかにも“序盤からやってくれるわね!”な感じです♪
 テクニカルなワンコパンチで、
 大笑い&苦笑いしつつも、
 読み手は引き込まれてしまうのです、あの幸犬郎ワールドへ。

「うひゃひゃゥ♪」
「ぐるるっ♪」

 続く、犬崎梢さんはふんわりと。
 木下半犬さんはノワールかつハードボイルドに。
 横関犬さんはしっとりと。
 貫井ドッグ郎さんは……ふっふっふっ♪

 どの作品もミステリ仕立てになっておりますので、
 詳しいストーリーは明かせませんが、
 動物好きさん・ワンコ好きさんはもちろんのこと、
 ミステリ好きさんのお気に召すことも疑いなし!です。

 貴方のココロをトリコにするのは、
 賢いワンコ?
 血統書ワンコ?
 どんなワンコが出て来るのか、
 それも楽しみに読んでみてくださいね。

「かいせつもォ、おおわらいィ♪」
「がるるぐる!」(←訳:愉快で豪快!)

 御本の誕生秘話がバラされちゃってる
 友清哲さんによる巻末の解説も、
 お読み逃しなく♪

「わんだふるわ~るどォ、だいにだんッ!」
「がるるる~る!」(←訳:熱望してま~す!)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の目黒で、花のパリ♪

2014-11-12 21:31:36 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 がんばれェ、けいおにいさんッ!」
「がるる!ぐるるるるがーる!」(←訳:虎です!ロンドンへエール!)

 こんにちは、ネーさです。
 ロンドンで開催中の絢爛豪華なツアーファイナル、
 限界にチャレンジする錦織選手に
 次戦では勝利の女神さまが微笑んでくださるように……と願いつつ、
 本日は読書をおサボりして、展覧会情報を、どうぞ~♪

  



              ―― フジタのいる街角 ――



 東京都目黒区の目黒区美術館にて、
 会期は2014年10月25日~12月7日(月曜休館、ただし11/24は開館して翌日休館)、
 『巴里の誘惑、1910~30年代』と副題が付されています。

  

 近年、再評価、というか、あらためて正当な評価作業が進んでいる
 画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ)さん。

 この展覧会では、目黒区美術館所蔵品を中心に、
 第二次世界大戦前の時代のパリ――
 もっともパリ画壇が華やかだった時代のパリで活躍した
 日本人画家さんたちの絵画作品と
 周辺資料が展示されます。

「みんなァ、ちゃれんじゃーなのだッ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:若き挑戦者たち!)

 そうね、錦織選手と同じように、
 世界の第一線へと乗り出していった画家さん――
 フジタさんをはじめ、
 海野三三男(こうの・みさお)さん、小柳正さん、
 岡鹿之助(おか・しかのすけ)さんたちが目にした花の都は、
 どのような美を誇っていたことか。

  

 さらに、当時のアーティストさんたちの暮らしが見えてくる、
 生活の一端であった多様な資料の展示もユニークです♪

 パリの市内地図(1924年のもの)、
 写真、書籍、地下鉄や水上バスのチケット類、
 画家さんたちが愛用した画材などなど……。

「♪るるゥ~♪ぱりのォそらのしたァ~♪」
「♪がーるるぐるる~♪」(←訳:♪セーヌは流れる~♪)

 おフランス好きさん、いえ、フジタマニアさんは
 JR目黒駅から徒歩で約10分の美術館へ、
 ぜひ、お出掛けしてくださいね。




   ではここで、『遅れる!遅刻しちゃう!』なオマケ画像も!
   
   「あッ!これはァ、ふしぎのくにのォ!」
   「ぐるるがるる!」(←訳:ウサギさんだ!)
   
   またも『アフタヌーンティー』さんで見つけたのは
   新着のアリスインワンダーランドグッズ
   (原作の小説版ではなくディズニー版のアリスの画です)。
   ウサギさんのヌイグルミと
   小さなティースプーンやフォークが可愛いかったわ♪
   「ほしいィ~!」
   「ぐるる!」(←訳:ボクも!)
   アリス好きさん、必見です♪♪
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬好きさんは、感涙必至!

2014-11-11 21:41:31 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぽッきィーでェ、べいべェッ♪」
「がるる!ぐるぐるっ!」(←訳:虎です!かりかりっ!)

  

 こんにちは、ネーさです。
 今日11月11日はポッキーの日!
 いえ、他の色々な記念日でもあるそうですが、
 読書のお供にうってつけなお菓子の記念日を言祝ぎつつ、
 さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

   



                 ―― 容疑者 ――



 著者は ロバート・クレイスさん、原著は2013年に、日本語版は2014年9月に発行されました。
 英語原題は『SUSPECT』、
 前回記事で御紹介しました『化学探偵Mr.キュリー』に続き、
 この御本もミステリ作品……

 と思ったら、大間違いです~!

「えッ? ちがうゥのォでスかッ?」
「ぐるるるがるぅる?」(←訳:ミステリでしょお?)

 道具立ては、ええ、ミステリ、であるように見えます。
 でなければ、サスペンス? 警察小説でしょうか?

 が、しかし!
 私ネーさ、敢えて、別ジャンルにこの御本を投入したく存じまする。
 どんなジャンルかといえば、それは――

 動物もの!

「どうゥぶつゥ~??」
「がるるぐるがるぅ!」(←訳:主役は人間だよぅ!)

 主役は、ロサンゼルス市警の若い警察官、
 スコット・ジェイムズさん。

 なんですけど、
 ジェイムズさんと同じくらい、
 もしかしたらジエムズさん以上に重要な登場人物がいます。

 おっと。
 人物、というより、犬物ですね。

「あはァ! つまりィ!」
「ぐるる?」(←訳:ワンコ?)

 警察犬、マギー。

 ジャーマンシェパードのマギーは、
 今でこそロサンゼルス市警の警察犬訓練所に暮らしていますが、
 以前は米軍海兵隊の軍用犬でした。

 警備、そして爆発物探知。
 それがマギーと、
 マギーのハンドラーのピート・ギブス伍長の任務だったのです。

「むっ? だッたァ??」
「がるるぐるる?」(←訳:過去形ですね?)

 アフガニスタンでの任務は厳しいものでした。
 至近距離での爆発。狙撃。
 ……マギーは最愛の相棒・ピートさんを失い、
 重傷を負って米国へ送り返されます。

 そうして、今日。

「あッ! だれかァ、きたでスよッ!」
「ぐっるるがるる!」(←訳:こっちを見てる!)

 怪我は癒えても、
 軍用犬の任を解かれ、警察犬にも不適だと烙印を押されかけていたマギー。
 彼女の前に現れたのが市警のジェイムズさんで……
 おや?
 ジェイムズさん、脚を引きずっていますね?

 それに、マギーと同じように、
 何かにビクついているかのようです。

「なにがァ、あッたんだろゥ?」
「がるるぐる?」(←訳:つらい記憶?)

 ワンコも、人間も背負う、つらい記憶。消し難い記憶。
 ジャイムズさんの心に影を落とす、
 未解決事件の黒い影。

 人間社会の闇と、マギーは闘うことになりました。
 新しい相棒・ジェイムズさんを守るために。

「えらいぞッ、まぎーちゃんッ!」
「ぐるる!」(←訳:追跡だ!)

 物語を牽引するのは、
 読み手をぐいぐい惹きつけて離さないのは、
 はい! マギーの存在です!
 動物好きさんに熱烈おすすめの一冊、
 とりわけ、ワンコ好きさんは必読ですよ~♪♪




  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする