「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゥッ! ひとあんしんッ、なのでスゥ!」
「がるる!ぐるがっるぅっる♪」(←訳:虎です!また勝っちゃった♪)
こんにちは、ネーさです。
CL対セビージャ戦でユヴェントスは快勝いたしました♪
とーってもココロ穏やかに過ごせた本日の読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/cb/3eaf54d0e1f0a4799bd0c6745a50f500.jpg)
―― 戦火のマエストロ 近衛秀麿 ――
著者は菅野冬樹(すがの・ふゆき)さん、2015年8月に発行されました。
2015年8月8日にNHKで放送された
『戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人の命を救った音楽家~』、
その番組企画者の一人・菅野冬樹さんによるノンフィクション作品です。
「まえすとろゥ??」
「ぐるる?」(←訳:戦火の?)
1941年のこと。
作曲家シベリウスさんは
自宅でラジオから流れる音楽に耳を傾けていました。
ヘルシンキ交響楽団が演奏する曲目は、
シベリウスさんが作曲した交響曲第二番。
曲の或る箇所で、シベリウスさんはハッとします。
作曲時に、楽団と楽器の都合から二管編成で作った曲が
ここでは管楽器を倍に増やした四管編成に変えられている……!
「わッ、どうしようゥ!」
「がるるる?」(←訳:怒られる?)
いいえ、シベリウスさんは
勝手に変えたことを怒りはしませんでした。
この曲は本来、四管編成で作曲&演奏したかった――
それを見抜いて新編成を施した指揮者の炯眼に
シベリウスさんは感激し、
放送ののち、指揮者を自宅へ招いて、
御礼にと葉巻をプレゼントしたのです。
シベリウスさんを感激させた指揮者の名は、
近衛秀麿(このえ・ひでまろ)さん。
「にほんじんッ、でスかッ!」
「ぐるるるるがるる?」(←訳:その時代の欧州に?)
上記のエピソードだけでも、
近衛秀麿さんの力量は明らかですが、
ベルリン・フィルを初めて指揮した日本人であった、
という事実を知れば、
超一流の音楽家であったと確信できます。
そしてまた、
秀麿さんはただの日本人ではありませんでした。
兄は、近衛文麿公爵。
「それはァ、もしかしてッ?」
「がるるる?」(←訳:摂関家の?)
欧州ではプリンスとも称された秀麿さん。
卓越した音楽家であり、
ドイツやベルギー、フランス、ロシア、ポーランドでの名演に
称賛を寄せられていた指揮者である彼は、
もうひとつの顔を持っていました。
“親独派”のレッテルの下に隠した、
ユダヤ人救済活動――
「まえすとろはァ~…」
「ぐるがるる!」(←訳:秘密活動家!)
一見、荒唐無稽で映画のような、
しかし調べれば調べるほど信憑性が増してゆく
歴史に埋もれた《事件》を
著者・菅野さんは掘り起こします。
ひとりの音楽家の、足跡。
厳しい時代にも環境にも
曲げることななかった信念。
NHKの番組を見逃してしまった方々は、
この御本を手に取ってみてくださいね。
「せひィ!のォ~」
「がるるるぐる!」(←訳:おすすめです!)
ふゥッ! ひとあんしんッ、なのでスゥ!」
「がるる!ぐるがっるぅっる♪」(←訳:虎です!また勝っちゃった♪)
こんにちは、ネーさです。
CL対セビージャ戦でユヴェントスは快勝いたしました♪
とーってもココロ穏やかに過ごせた本日の読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/cb/3eaf54d0e1f0a4799bd0c6745a50f500.jpg)
―― 戦火のマエストロ 近衛秀麿 ――
著者は菅野冬樹(すがの・ふゆき)さん、2015年8月に発行されました。
2015年8月8日にNHKで放送された
『戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人の命を救った音楽家~』、
その番組企画者の一人・菅野冬樹さんによるノンフィクション作品です。
「まえすとろゥ??」
「ぐるる?」(←訳:戦火の?)
1941年のこと。
作曲家シベリウスさんは
自宅でラジオから流れる音楽に耳を傾けていました。
ヘルシンキ交響楽団が演奏する曲目は、
シベリウスさんが作曲した交響曲第二番。
曲の或る箇所で、シベリウスさんはハッとします。
作曲時に、楽団と楽器の都合から二管編成で作った曲が
ここでは管楽器を倍に増やした四管編成に変えられている……!
「わッ、どうしようゥ!」
「がるるる?」(←訳:怒られる?)
いいえ、シベリウスさんは
勝手に変えたことを怒りはしませんでした。
この曲は本来、四管編成で作曲&演奏したかった――
それを見抜いて新編成を施した指揮者の炯眼に
シベリウスさんは感激し、
放送ののち、指揮者を自宅へ招いて、
御礼にと葉巻をプレゼントしたのです。
シベリウスさんを感激させた指揮者の名は、
近衛秀麿(このえ・ひでまろ)さん。
「にほんじんッ、でスかッ!」
「ぐるるるるがるる?」(←訳:その時代の欧州に?)
上記のエピソードだけでも、
近衛秀麿さんの力量は明らかですが、
ベルリン・フィルを初めて指揮した日本人であった、
という事実を知れば、
超一流の音楽家であったと確信できます。
そしてまた、
秀麿さんはただの日本人ではありませんでした。
兄は、近衛文麿公爵。
「それはァ、もしかしてッ?」
「がるるる?」(←訳:摂関家の?)
欧州ではプリンスとも称された秀麿さん。
卓越した音楽家であり、
ドイツやベルギー、フランス、ロシア、ポーランドでの名演に
称賛を寄せられていた指揮者である彼は、
もうひとつの顔を持っていました。
“親独派”のレッテルの下に隠した、
ユダヤ人救済活動――
「まえすとろはァ~…」
「ぐるがるる!」(←訳:秘密活動家!)
一見、荒唐無稽で映画のような、
しかし調べれば調べるほど信憑性が増してゆく
歴史に埋もれた《事件》を
著者・菅野さんは掘り起こします。
ひとりの音楽家の、足跡。
厳しい時代にも環境にも
曲げることななかった信念。
NHKの番組を見逃してしまった方々は、
この御本を手に取ってみてくださいね。
「せひィ!のォ~」
「がるるるぐる!」(←訳:おすすめです!)