テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ゆっくりと、香りは招く ~

2025-01-21 22:03:38 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぐわッ? あちゅいィ~??」

「がるる!ぐるがるぅっる??」(←訳:虎です!春が来ちゃった??)

 

 こんにちは、ネーさです。

 2025年の大寒は昨日1月20日ですから、

 今が一年で最も寒い時期のはずなのに、この気温は……?

 寒暖差で風邪など引かぬよう注意しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― ホテルクラシカル 猫番館 ――

 

 

 著者は小湊悠貴(こみなと・ゆうき)さん、

 2019年5月に発行されました。

 『横浜山手のパン職人』と副題が付されています。

 

「おォ~♫ ぱんッ!」

「ぐるるがるる~!」(←訳:パンの香りだ~!)

 

 先日は、本屋大賞受賞作品『謎の香りはパン屋から』を

 ご紹介いたしましたが、

 はい、こちらの御本も、パン屋さん絡みの作品です。

 

 高瀬紗良(たかせ・さら)さんは、

 23歳のパン職人さん。

 

 東京の、『和久井ベーカリー』という個人経営店で

 オーナーである老パン職人さんのもと、

 毎日午前5時前にはお店出勤して、

 パン職人――ブーランジェールの道を究めようと

 精進しておりました。

 

 けれども、或る日、

 思いもよらぬトラブルが!

 

「おししょうさまァッ!」

「がるぐるるる!」(←訳:早く救急車を!)

 

 冬の寒い朝、だったせいでしょうか。

 紗良さんが“お師匠さま”と呼んでリスペクトする

 老パン職人さんは、倒れてしまったのです。

 

 しかも、不運は続いて、

 老パン職人さんは店を閉めると言い出し、

 紗良さんは失職……

 もうすぐ借りているアパートの更新期限が……

 実家のお祖父さまからは

 お見合いしなさい!と命じられ……。

 

「なきッつらにィ~はッちィ?」

「ぐるるるがるる~!」(←訳:弱り目に祟り目~!)

 

 いえいえいえ、冗談じゃありません、

 ずっと夢見ていたパン職人の道へ、

 わたしはようやく踏み入ったばかり。

 新しい職場と住まいをすぐにも見つけて、

 お見合い話はお断わりしなくては!

 

 と奮起した紗良さんのもとに、

 ちょっぴりの幸運がやって来ます。

 

 横浜のクラシックホテル《猫番館》が、

 パン職人を募集中!

 

「おッ! いいィでスねッ!」

「がるるぅ~♫」(←訳:横浜かぁ~♫)

 

 《猫番館》は、大きなホテルではありませんが、

 館内のレストランもパティスリーも

 とても美味しいと高く評価されています。

 そんな“特別な場所”に

 わたしは受け入れてもらえるのだろうか。

 

 どうしようもない不安と、

 ”お師匠さま”に鍛えられた

 ブーランジェールとしての矜恃を胸に、

 《猫番館》厨房での試験に臨む

 紗良さんの未来は――

 

「きッとォ、だいじょうぶゥ?」

「ぐるる!」(←訳:だよね!)

 

 《猫番館》と名付けるくらいだから、

 そのクラシックホテルには

 看板猫ちゃんがいるのかな?

 どこに登場するんだろう?

 どんな猫ちゃんだろう?

 

 などと想像するのも楽しい物語は、

 え~、ところどころで

 お腹が空いてきたりします。

 ぜひ、夜中の空腹時を避けて、お読みくださいね~♪ 

 

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~ 果蔬とりどり図 ~

2025-01-20 22:03:35 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!

 ほふゥ! たかはしィさァ~んッ!」

「がるる1ぐるがるる~!!」(←訳:虎です!最高すぎる~!!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ドラマ『ホットスポット』第2話、

 満月を背負った異星人・高橋さんのお姿に惚れ惚れ&爆笑~!

 バカリズムさんの脚本と角田さんの熱演に拍手を送りながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらのアート本を、どうぞ~♪

  

 

 

               ―― 若冲 ――

 

 

 監修は狩野博幸(かのう・ひろゆき)さん、

 2024年10月に発行されました。

 『斬新なアイディアと細密な表現、異能の画家の超絶技巧を味わう!』

 と副題が付されています。

 

「おおォ! おえどのォ、まえすとろォ!」

「ぐるがるるー!」(←訳:鶏のセンセ―!)

 

 伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)さん(1716~1800)。

 

 《奇想の絵師》の一人として脚光を浴び、

 じわじわと注目度が高まっていたところへ

 京都で大規模な展覧会が催行され、人気爆発!

 今では、江戸中期を、

 いえ、江戸期を代表する画家に数えられて、

 フランス・パリでの特別展には

 大行列ができる程の

 ”世界的”なアーティストさんになりました。

 

 かくも大人気の若冲さんですから、

 小さな作品もすべて掘り起こされ、公開されて、

 もはや新発見作品などない、

 と思っていましたが……。

 

「あッたのでスゥ!」

「がるるぐる!」(←訳:大発見だよ!)

 

 2023年2月、

 ”新発見”されたのは、

 『果蔬図巻(かそずかん)』。

 

 全長3メートル余、

 寛政2年(1790年)以前に描かれたとおぼしき、

 絹本着色の巻物は、

 小品とは呼べません。

 丁寧に彩色された、美しい力作です。

 

「やさいィたくさんッ、でスねッ?」

「ぐるるがるるぐる……」(←訳:葡萄に蓮根に和梨……)

 

 野菜を主題にした作品で、よく知られているのは、

 京都国立博物館所蔵の

 『果蔬涅槃図(かそねはんず)』

 でしょうか。

 

 いわゆる涅槃図のパロディーとも、

 供養の意味を持つ真摯な作品なのだとも評される

 『果蔬涅槃図』は、しかし、墨一色のモノクロ作品。

 対して、

 『果蔬図巻』は、多色使いの、カラー作品ですから、

 華やかで、愛らしさがありますね。

 

「ちょッとォ、まんがッぽいィ~でス♫」

「がるるぐるるがるる!」(←訳:ころんころん野菜図!)

 

 『果蔬図鑑』は、

 2025年1月19日、つまり昨日まで

 京都の福田美術館で公開されていました。

 展覧会が終了した今後は、研究と、修復を経て、

 再び公開される予定ですが、

 2~3年は待たなくてはならないようです。

 

 2023年に”新発見”される以前、

 『果蔬図巻』はヨーロッパに在ったらしく、

 あまり保存状態が良くなかったみたいで、

 入念な修復作業が必要なんですって。

 

「うむむふゥ! まッてまスよゥ!」

「ぐるるがっるぐっるるるる!」(←訳:綺麗になって戻ってきてね!)

 

 この御本では、

 『果蔬図巻』”新発見”の経緯や、

 若冲さんの『菜蟲譜』との比較、

 《動植綵絵》シリーズ他代表作の紹介、

 略伝などが収録されています。

 

 若冲さんが西方へと旅立ったのは、85歳のとき――

 晩年まで、絵描きに徹した人生でした。

 日本のどこかに、世界のどこかに、

 まだ見ぬ若冲さんの作品が在ることを想いつつ、

 皆さま、ぜひ、一読を♪

 

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~ パン屋さんから、お届けもの ~

2025-01-19 22:03:41 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 にちようびィはァ、おおいそがしィ~!」

「がるる!ぐるるるるがるぐるるる!」(←訳:虎です!安田顕さんVS角田さん!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大河ドラマ『べらぼう』で平賀源内さんを演じる安田顕さん、

 日テレ『ホットスポット』で《?》を演じる角田晃広さん、

 激シブな演じっぷりに拍手を送ったあとは、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、↓こちらの話題作を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 謎の香りはパン屋から ――

 

 

 著者は土屋うさぎ(つちや・うさぎ)さん、

 2025年1月に発行されました。

 『The mysterious scent comes from the bakery』

 と英語題名が付されているこの御本は……

 第23回『このミステリーがすごい!』大賞の

 大賞受賞作!ですよ。

 

「おおォ、ぱちぱちぱちィ~!」

「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:おめでとうございます!)

 

 しかも、

 出水ぽすか さんによる可愛い表紙画からもお分かりのように、

 舞台は町のパン屋さん♫

 食いしん坊な私たちとしては、

 食欲もふつふつと刺激されます。

 

 では、張り切って本文へと進んでみると――

 

「あはァ! おおさかァ、でス!」

「がるるるるる!」(←訳:食い道楽の都!)

 

 大阪の北部、豊中市にあるパン屋さん

 《ノスティモ》。

 

 石橋阪大前駅から歩いて10分ほどの、

 個人経営ながら、

 パティスリーも併設し、

 2階にはカフェスペースも備える《ノスティモ》で

 アルバイト中の大学生さんは、

 市倉小春(いちくら・こはる)さん。

 

 バイトを始めて一ヶ月。

 朝早くに起きて出勤し、

 パン作りに奮闘する生活にも

 ずいぶんと慣れてきました。

 

 バイト仲間とも仲良くなって、

 明日は2.5次元ミュージカルのライブビューイングを

 一緒に観に行こう!

 と約束したりもしていて。

 

「たのしみィでスねッ!」

「ぐるぅるがるぐるる~!」(←訳:オシャレしてゆこう~!)

 

 けれど。

 一緒に行く約束をしていた由貴子(ゆきこ)さんが

 急に言い出したのです。

 

   明日のライビュ、行けなくなった。

   先輩に、代わってくれって頼まれて、

   《ノスティモ》のバイトをすることに。

 

「ええェ~…?」

「がるる~??」(←訳:えええ~??)

 

 そういう事情があるなら仕方ない、と

 了承した小春さんでした……が、

 違和感を覚えもします。

 

 友達と約束していた公演より、バイトを優先?

 何か、どこか、おかしいような?

 

「ちいさなァなぞォ、なんだけどォ~…」

「ぐるるるるるる!」(←訳:見過ごせないね!)

 

 第一章『焦げたクロワッサン』

 第二章『夢見るフランスパン』

 第三章『恋するシナモンロール』

 第四章『さよならチョココロネ』

 第五章『思い出のカレーパン』

 

 と、《ノスティモ》自慢のパン各種が

 章ごとに取り上げられているこの物語は、

 ええ、そうです、いわゆる

 《日常の謎》ジャンルの、ミステリ作品なんです。

 

 警視庁捜査一課の刑事さんや、

 刑事事件専門弁護士さん、

 プロの探偵さんも出番なし。

 

 小さな、しかし、重要な《謎》を解き明かすのは、

 パンの香りに背を押された

 小春さんの閃き?

 

「ぱくぱくぱくッ!」

「がるるぐるーるる!」(←訳:美味はパワーの源!)

 

 由貴子さんは、なぜ、

 ライブビューイングをキャンセルしたのか。

 第一章『焦げたクロワッサン』で

 小春さんが得た答えとは?

 

 焼き立てのパンと、

 甘かったり酸っぱかったり、

 悲喜こもごもの心情を仕上げに添えた

 ユニーク連作ミステリを、

 ミステリ好きな活字マニアの皆さま、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

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~ B.Jと、横浜で! ~

2025-01-18 22:03:56 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 めいさくゥ~ふたたびィ!」

「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!何度でも脚光を!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 さあ、週末です。読書をサボって展覧会情報!の日です。

 本日は、活字マニアさんに、アート好きさんに、

 いえ、世界中のマンガ好きさんに愛される

 ↓こちらのドクターの物語を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― ブラック・ジャック展 ――

 

 

 神奈川県横浜市の そごう美術館(そごう横浜店6階)にて、

 会期は2025年1月16日~2月25日(会期中無休)、

 『Tezuka Osamu's BLACK JACK Exhibition』と英語題名が付されています。

 

「わほォ~!」

「ぐるるがるるー!」(←訳:我らがドクター!)

  

 医療をテーマとする日本のマンガ作品……といえば、

 なんといっても、

 手塚治虫さん著『ブラック・ジャック』。

 

 この展覧会では、

 500点以上の生原稿(原画)を、

 第1室『B.Jとキャストたち』

 第2室『B.J誕生秘話』

 第3室『B.J曼荼羅』

 第4室『B.J蘇生』

 という4つのパートに分けて展示、

 世界最高の外科医《B.J》の秘密に

 ぐいぐい迫ってゆきますよ。

  

「わすれないでッ!」

「がっるるぐるる~!」(←訳:グッズもあるよ~!)

 

 ミュージアムショップで販売されているのは、

 『トートバッグ』や、

 ピノコちゃんのお顔がプリントされた『プリントマシュマロ』、

 可愛い『グラス』などなど。

 

 ショップの状況によっては

 購入制限を行う場合もある、とのことですので、

 《B.J》グッズコレクターの方々は御注意くださいな。

 

「じかんッ、たッぷりィかけましょゥ!」

「ぐるるがっるぐるるるがるる!」(←訳:余裕をもってお出掛けしてね!)

 

 手塚治虫さんの原画展へは、

 以前に私ネーさもお出掛けしたことがあるのですが、

 作品1枚1枚につい見入ってしまい、

 読み込んでは考えて……と、

 滞在時間がそれはもう長~くなりました。

 

 なので、

 そごう美術館にお出掛け予定の皆さまは、

 足に馴染んだ歩きやすい靴で、

 スケジュールに余裕をもって、

 できればウィークデーに、ぜひ~♪

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も……じゃじゃん!

   

   『ローソン』さんの

   《ほろふわ栗粉の栗堪能モンブラン》は、

   いま大評判&大人気!

   入手困難な和風洋菓子ですよ。

   「むッ!ふわふわァなのにィ~?」

   「がるぐるるるがるる!」(←訳:栗の味わいが確かに!)

   この栗粉は、パンナコッタや、

   わらび餅などにも相性が良さそうな気がします。

   和素材の柔軟性に感心させられる

   愉しいお菓子でした♪

 

   寒い週末となっています。

   受験生さんも、

   かつて受験生だった方々も、

   どうかGOOD LUCK!

    

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~ 完結の、その先は? ~

2025-01-17 22:03:35 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ごろォ~さんッ、がんばッてまスゥ!」

「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!3位に初登場~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 1月10日公開の『劇映画 孤独のグルメ』は、

 先週末の興行成績で国内映画ランキングの3位にin!

 やったわねゴローさん!と快挙を祝しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 了巷説百物語 ――

 

 

 著者は京極夏彦(きょうごく・なつひこ)さん、

 2024年6月に発行されました。

 『了巷説百物語』は『おわりのこうせつひゃくものがたり』

 とお読みくださいね。

 

「またいちィさァ~んッ!」

「ぐるがる~!」(←訳:小股潜り~!)

 

 小股潜り(こまたくぐり)の又市(またいち)、

 或いは、御行(おんぎょう)の又市。

 

 著者・京極さんが江戸期の日本を舞台に描く人気シリーズ

 《巷説百物語》の第一作『巷説百物語』で、

 又市さんが私たち読み手の前に現れてから、

 幾許かの年月が過ぎました。

 

 『続』『西』『前』『後』など、

 又市さんと仲間の”小悪党”さんたちが

 縦横無尽に世間を翻弄しまくった物語世界も、

 とうとう……

 

「うわわァ~んッ!」

「がるるるるる~!」(←訳:終わらないで~!)

 

 小股潜りの又市ってぇ野郎がいる――

 江戸の闇社会にそんな噂が流れ始めて、

 十五年余。

 

 下総国に拠点を持つ

 稲荷藤兵衛(とうか・とうべえ)さんのもとに持ち込まれたのは、

 又市さん絡みの一件でした。

 

   老中首座・水野忠邦さまが推し進める改革を

   邪魔しようとする者ども、

   すべて炙り出してくれ。

 

 あっちこっちに探りを入れた藤兵衛さんは、

 その“不届き者”の中心に

 又市さんがいる、と確信するのですが。

 

「あらたにィ~とうじょうゥ!」

「ぐるるがるぐる!」(←訳:待望のあの御方!)

 

 なかなか表に出てこない又市さんの代わり、なのでしょうか。

 それとも、彼は

 もう一人の又市さん、なのでしょうか。

 

 武蔵清明神社の、

 中禪寺洲齋(ちゅうぜんじ・じゅうさい)さん。

 

 拝み屋、と自称する洲齋さんが、

 藤兵衛さんの前に立ちはだかります。

 

「なァんでもォ、おみとおしィ!」

「がるぐるるるる!」(←訳:嘘はつけないよ!)

 

 藤兵衛さん、洲齋さん、そして又市さん。

 それぞれの思惑は、どこへ向かうのか。

 

 1149ページに及ぶ、

 長大にして重厚な物語は、

 《巷説》オールスターズの顔見世合戦も楽しくて、

 まさに『了』――完結編とするに相応しい作品です。

 でも……本当に終わっちゃうの?

 

「しんじィませんッ!」

「ぐっるがる~!」(←訳:もっと続け~!)

 

 お江戸版『スパイ大作戦』

 (映画ではなく、TVドラマの『スパイ大作戦』ですね)

 とも言える、

 《巷説百物語》。

 

 『新巷説』『新々巷説』と

 さらに枝葉が伸び、花咲くことを切に願いつつ、

 《巷説百物語》ファンの皆さま、

 ぜひ、一読、いえ、熟読を♪ 

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~ 冒険の森路 ~

2025-01-16 22:03:41 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はふふゥ、こごえるゥ~ッ!」

「がるる!ぐるがっるぅる!」(←訳:虎です!耳が凍っちゃう!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 気温が低く、気圧は下降気味……

 気持ちも沈んでゆきそうな日の読書タイムは、

 ぷふふっ♫と笑ってしまう作品に登場していただきましょう。

 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  

 

 

      ―― ギュスターヴくんとまぼろしのどうぶつ ――

 

 

 著者はヒグチユウコさん、2024年10月に発行されました。

 『せかいいちのねこ』『ラブレター』他の絵本作品や画集、

 『映画とポスターのお話』など映画関連書籍と広告、

 グッチとのコラボデザインなど、

 ジャンルを超えて大活躍大人気のヒグチさんが、

 この御本で挑むのは――

 

「あどべんちゃァ、なのでスゥ!」

「ぐる!がる!」(←訳:探検!冒険!)

 

 深い森のいずこかに棲むという、

 《まぼろしのどうぶつ》を探索する冒険。

 

 その冒険旅行に出立しようとしているのは、

 キミたちも充分に謎の動物じゃない?

 と四方八方からツッコミが聞こえてきそうな、

 稀少生物『ギュスターヴ(Gustave)』くん。

 

 頭部はネコ、

 腕はヘビ、

 足はタコ。

 

 ニャンコそっくりの可愛いルックスをしているので、

 大抵の愛猫家さんはコロリとやられてしまいますが、

 ”猫に似ている事を利用して悪事を働く”とも謂われる、

 摩訶不思議なる生きものです。

 

 現在、個体数が発見&確認されている『ギュスターヴ』くんは、

 たったの10体……!

 自分たち自身がたいへん稀少なアニマルであることを顧みず、

 足取り軽く、いえ、タコ足取りも軽く、

 一行は森を目指しました。

 

「やッほォ~♫」

「がっるる~!」(←訳:やっほほ~!)

 

 森のキノコさんたち、お花さんたちから

 目撃譚を引き出し、

 案内されて、進んでゆくと……

 

 いた!

 いましたよ!

 

 あれが、

 世を騒がせる《まぼろしのどうぶつ》――

 

 フィッケルぺルネンクス!

 

「ふぃッぺくゥ~?」

「ぐぅるるる???」(←訳:フィクププ??)

 

 人間界には知られず、

 ひっそりと、

 でも、のびのび、のほほんと

 森の生活を謳歌している

 フィッケルぺルネンクス。

 

 ギュスターヴくんたちと

 フィッケルぺルネンクスたちが出逢ったら、

 いったい何事が……?

 

「ちゅッ、ちゅういほうゥ~!」

「がるぐるるる~!」(←訳:いや警戒警報~!)

 

 森のいきものたち、

 ギュスターヴくんたち、

 そしてフィッケルぺルネンクスたち。

 

 まぼろしのイノチを

 確かな画力で此の世に現出せしめる

 画家・ヒグチさんの絵本は、

 年齢を問わず、

 全活字マニアさんにおすすめですよ。

 ぜひ、ギュスターヴくんたちと一緒に

 冒険の旅へ出掛けてみてくださいね~♪

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~ アパート、組み立てます ~

2025-01-15 22:03:45 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ♪るるゥ~♪きょうはァなんのひィ~♪」

「がるる!ぐるるるがるるるぐるる!」(虎です!小正月で左義長で鯛焼き!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日1月15日は『警視庁創設の日』で『Wikipediaの日』で

 『手洗いの日』でもあるそうですよ。

 風邪やインフルエンザ予防のため、手洗いをしっかり済ませたら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― アパートの鍵貸します ――

 

 

 著者はビリー・ワイルダーさん、I・A・L・ダイアモンドさん、

 原著は1960年に、画像の日本語版は2024年12月に発行されました。

 英語原題は『The Apartment』、

 米映画『アパートの鍵貸します』(1960)の脚本が

 日本語に完訳されて登場です!

 

「もふふゥ! これはァまたァ~」

「ぐるがるるる!」(←訳:レアなのです!)

 

 映画、ことにコメディ作品が好きな方々は

 ご存知ないはずはありませんよね、

 ビリー・ワイルダーさんの令名を。

 

 『サンセット大通り』『第十七捕虜収容所』

 『麗しのサブリナ』『七年目の浮気』

 『翼よ!あれがパリの灯だ』『昼下がりの情事』

 『情婦』『お熱いのがお好き』……

 

 いやもう、ここには書き切れないほど

 数多の傑作を撮り上げているワイルダーさん、

 最高の監督さんであると同時に、

 最高の脚本家さんでもあって、

 監督した作品のすべてに

 脚本段階から係わっています。

 

「もッちろんッ、このさくひんもォ~」

「がるるるーるるるぐる!」(←訳:ワイルダーさんの脚本!)

 

 主人公は、

 保険会社コンソリデーデッド・ライフの社員さんで、

 普通保険部保険料計算課に勤務している

 C・C・バクスターさん。

 

 バクスターさん、

 同じくコンソリデーデッド・ライフ保険会社で

 エレベーター係をしている

 フラン・キューブリックさんに恋をしています。

 

 これだけなら、行け、バクスターさん!告るんだ!

 と大いにハッパをかけたいところですが……ああ。

 フランさんには、”恋人”がいます。

 

 J・D・シェルドレイクさんという、

 バクスターさんの上司が。

 

「ううむゥ、なやましィでスゥ~…」

「ぐるるるがるるるーるる!」(←訳:どうするバクスターさん!)

 

 第33回アカデミー賞において、

 作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞(白黒)、編集賞、と

 5つの重要な賞に輝き、

 ゴールデングローブ賞(作品賞・主演男優賞・主演女優賞)

 も獲得した『The Apartment』の緻密な筋立てを、

 ワイルダーさんとダイアモンドさんは

 どう構築していったのか。

 

 この御本では、

 本文ページの上段にシナリオを、

 ページ下部には脚注が配置されています。

 

 脚注の内容が途方もなく豪華で、

 【ワイルダーは語る】

 【フレッド・マクマレイは語る】

 【ジャック・レモンは語る】

 【キム・ノヴァクは語る】

 【荻昌弘は語る】

 【淀川長治は語る】

 【ロケ地】

 【スタッフ名鑑】

 【考察】

 といった解説やトリビアがぎっしり!

 

 特に、244ページ下段の脚注【ワイルダーは語る】は、

 『アパートの鍵貸します』ファンの方々には

 絶対の絶対に読んでいただきたい”大発見”かも?

 

「しィ~ッ! ねたばれェきんしィでス!」

「がるぐるる!」(←訳:秘密ヒミツ!)

 

 えへん、さらにですね、

 三谷幸喜さんが《ワイルダー映画》の魅力を語る

 インタビューに、

 訳者・町田暁雄さんによるあとがき、

 『ビリー・ワイルダー監督作品一覧』も収録されています。

 

 シナリオ、脚注、インタビュー、資料……

 どのパートもすばらしく濃密で、

 エンターテインメントの神髄を凝縮したような一冊は、

 映画好きな活字マニアさんはもちろん、

 映画&映像を勉強中の学生さんにも

 激おすすめですよ。

 書店さんの映画本コーナーで、

 ぜひ、探してみてくださいね♪

 

 

 (ちなみに、私ネーさ最愛のワイルダーさんの作品は、

  『お熱いのがお好き』です。何度観ても爆笑~!!)

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~ 景色一望、茶室旅 ~

2025-01-14 22:03:53 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 くんくんッ、くんッ! うゥ~むむむゥ!」

「がるる!ぐるるがるる……?」(←訳:虎です!これはもしや……?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 昨日のお昼過ぎのこと、戸外に出たら、なんだか眼と喉が……

 え? 花粉? もしかして花粉が飛んでるの??

 新春とともに花粉も来ちゃったのか~とガックリしつつも、

 さあ、気を取り直して読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― ニッポン茶室ジャーニー ――

 

 

 著者は藤森照信(ふじもり・てるのぶ)さん+はな さん、

 2024年9月に発行されました。

 前回記事では、文学をキーワードに鎌倉をめぐる

 『鎌倉遊覧』をご紹介しましたが、

 こちらの御本のキーワード、いえ、パワーワードは、

 《茶室》!

 

「どこでもォ、ゆきまスゥ!」

「ぐるるがるるる!」(←訳:茶室があるなら!)

 

 いろんな茶室に会いたくて、

 あちらへ、こちらへと楽しそうに旅をするのは、

 建築家・建築史家・東京大学名誉教授にして

 江戸東京博物館館長、とさまざまな肩書を持つ

 藤森照信さんと、

 モデル・ラジオDJ・パンダ大使(!)と

 いくつもの顔をお持ちの、はな さん。

 

 御本冒頭に配された

 藤森さん著『《文化の下克上》としての茶室―序に代えて―』で

 茶室の歴史を学んだら、

 藤森さんとはなさんの後ろにくっついて、

 はい、茶室旅に出発です!

 

「せんせェ~いッ、ここはァ?」

「がるるぐる~?」(←訳:西日本かな~?)

 

 藤森さん&はなさんが訪れるのは、

 『如庵(じょあん)』(愛知県犬山市)

 を皮切りに、

 『時雨亭(しぐれてい)』『傘亭(からかさてい)』(京都市東山区)、

 『擁翠亭(ようすいてい)』(京都市北区)、

 『天然図画亭(てんねんずえてい)』(滋賀県大津市) 

 などなど、

 利休さんや、

 利休さん直系のお弟子さんたちと

 縁(ゆかり)が深い茶室です。

 

 利休さんが創出した《茶室》の理念を目の当たりにし、

 藤森さんは、

   茶を喫する、

   ただそれだけのために建築物を作るとは、

   世界の建築史を見渡しても

   日本の茶室しかない。

   なぜどうして

   このような珍しい建築が成立したのだろう?

 と疑問を抱きます。

 

 利休さんの革新、

 一休さんの挑戦、

 有楽斎さんの”秘密基地感”、

 秀吉さんのアイディアマンっぷり、

 松花堂昭乗(しょうかどう・しょうじょう)さんの

 交友の広さ……

 

 後半では、現代に造られた茶室や、

 藤森さんが御自分でデザインした

 ユニークな茶室でも、さて、一服。

 

「わッ! ここッ、たッ、たかいィ~??」

「ぐるる~!!」(←訳:揺れる~!!)

 

 本文ページは、

 上段部分に藤森さんとはなさんの対談が、

 そして

 ページの下部には、

 建築用語解説、

 茶人さんたちの略歴、

 といった注釈を記載、

 という構成になっています。

 

 各茶室の見取り図、

 写真資料等も豊富に収録されているので、

 皆さま、気楽に、気軽に、

 茶室ジャーニー団の一員となって、

 古今の名茶室を訪れてみてくださいね~♪

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~ 読んで旅する鎌倉へ ~

2025-01-13 22:03:51 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はッぴィ~せいじんしきィ!」

「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!祝成人~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ここ多摩エリアでは、気温は低いけれど、快晴!となりました。

 新成人さんたちに幸あれ~!とエールを送ったら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 鎌倉遊覧 ――

 

 

 編者は藤谷治(ふじたに・おさむ)さん、

 2024年11月に発行されました。

 『文学傑作選』と副題が付されています。

 

「あはァ! すきでスゥ、かまくらァ!」

「ぐるがるぐる!」(←訳:海と山と古都!)

 

 お正月は鎌倉八幡宮に初詣する方々で大混雑、

 いえ、最近は、いつの季節も

 観光や聖地巡礼にいそしむ老若男女さんで

 大々混雑している鎌倉&湘南周辺……

 

 そんな現在の鎌倉よりも、

 ちょっと昔の、鎌倉。

 

 江ノ電に乗車するために駅で行列する必要はなくて、

 そもそも江ノ電が存在しなかった頃や、

 電気さえ発明されていなかった頃の鎌倉も含めて、

 この御本には、14編の

 ”鎌倉にまつわるものがたり”

 が収録されています。

 

「むむゥ? これはァ、さねともォさんッ?」

「がるるるる!」(←訳:なるほどね!)

 

 本文のオープニングを飾るのは、

 ええ、鎌倉幕府の将軍であった

 源頼朝さんの『金槐和歌集』。

 

 大海の磯もとどろに……と口遊めば、

 勇ましくも物寂しい中世の鎌倉の浜辺が

 眼に浮かびますね。

 

 そこから、時代は中世→近代と飛んで、

 

 正岡子規さん著『鎌倉一見の記』

 泉鏡花さん著『星あかり』

 高浜虚子さん著『道』……と続く中、

 最も異彩を放っているのは、

 

 小津安二郎さんの映画『晩春』の、脚本!

 

 監督/脚色・小津安二郎さん、

 脚色(共同脚色)・野田高梧(のだ・こうご)さん、

 原作・広津和郎(ひろつ・かずお)さんによる

 1949年公開『晩春』のシナリオに描かれた鎌倉は、

 旅行ガイドには載っていない鎌倉です。

 

 一方、

 詩人・田村隆一さんによる

 『ぼくの鎌倉散歩』は、

 鎌倉に暮らした田村さんが綴る

 軽快なエッセイと詩、という形ですね。

 

 そして、現代の鎌倉を描写した

 小川糸さん著『ツバキ文具店』のあとを受け、

 本文のオオトリをつとめますのは、

 

 『現代語訳 太平記巻十(抄)』。

 

「むむッ! たちのぼるゥ~けむりィ!」

「ぐるる~!」(←訳:軍勢が~!)

 

 新田義貞軍の襲来に、

 なすすべもなく崩壊してゆく鎌倉幕府。

 都市・鎌倉の歴史の一面が、

 ここに、ずしりと。

 

「ふううゥ~…」

「がるるるるるぐるる……!」(←訳:たいへんな旅でした……!)

 

 海と山だけでは語れない、

 鎌倉の魅力――

 ”ものがたり”から知る、鎌倉。

 

 修学旅行や卒業旅行、

 アジサイ見物、紅葉狩り、グルメ旅……

 鎌倉観光の思い出と照らし合わせながら、

 皆さま、ぜひ、一読してみてくださいね♪

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~ 未来へずっと!の100選 ~

2025-01-12 22:03:50 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きょうからァ~はじまるゥ!」

「がるる!ぐるるるるがる!」(←訳:虎です!新ドラマに注目!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日1月12日から放送開始となるのは、『ホットスポット』。

 バカリズムさん脚本のドラマの主人公は……え? 宇宙人??

 うわあ面白そうだわ!と録画予約を済ませたら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― 感動建築100選! ――

 

 

 著者は西部晋二(にしべ・しんじ)さん、

 2023年9月に発行されました。

 『一度は訪れてみたい日本の美しき近代建築』

 と副題が付されています。

 

 前回記事では、建築家ル・コルビュジエさんの

 芸術活動を掘り起こす企画展をご紹介しましたが、

 この御本では、主に明治以降に竣工された

 日本の建築100作品が”主役”になっていますよ。

 

 ただ、

 第1章だけは――

 

「おおォ、せかいィ!」

「ぐるるがるぐる!」(←訳:歴史的名作だね!)

 

 ルートヴィッヒ・三―ス・ファン・デル・ローエさん(1886~1969)、

 ル・コルビュジエさん(1887~1965)、

 フランク・ロイド・ライトさん(1867~1959)。

 

 3人の建築家さんの作品が取り上げられているのは、

 第1章『世界における近代建築の三大巨匠』です。

 バウハウス出身のローエさん、

 フランスで活躍したル・コルビュジエさん、

 米国出身のライトさん、

 彼ら3人の代表作をじっくり観賞したら、

 第2章からは

 日本の近代建築が、ずら~り♫

 

「えきぞちッくゥ!」

「がるぐるるる!」(←訳:窓がカワイイ!)

 

 J・P・モーガンさん設計の、

 横浜・山手地区の洋館。

 スコットランド風デザインの、旧古河庭園。

 現在は重要文化財になっている、東京駅舎。

 屋根の流線型が特徴の、国立代々木競技場。

 ものものしい東京都庁に、

 広大な国立競技場……

 

 辰野金吾さんや伊東忠太さん、

 丹下健三さんに、安藤忠雄さん、隈研吾さん……

 人気建築家さんの作品が並んで、壮観です!

 

「でもォ、しんぱいィ~なのはァ~…」

「ぐるるがるる!」(←訳:山の上ホテル!)

 

 ヴォ―リスさん設計、1937年竣工の

 山の上ホテル。

 GHQに接収され、昭和の文豪さんに愛されたことでも

 よく知られるホテルは、現在休館中……。

 

 また、ヒュー・スタビンスさん設計、1993年竣工の

 ランドマークタワーは、

 ホテル部分(横浜ロイヤルパークホテル)が

 大規模修繕工事のため、

 2025年3月31日で営業をいったん終了、

 長期の休業に入ることが決定しています

 (再開はおそらく2028年以降?)。

 

 古いものであれ、

 新しいものであれ、

 ひとつの建築と長く付き合う、というのは、

 簡単ではないことのようですね。

 

「それでもォ~!」

「がるるるるるるぐる!」(←訳:無くしたくないです!)

 

 10年先へ、

 20年先へ、

 もっとその先へ。

 

 この世界に在り続けてほしい建築100選、

 建築好き&アート好きな活字マニアさんは、

 ぜひ、覗いてみてくださいね♪

  

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