喫茶 輪

コーヒーカップの耳

今日の宮崎翁

2017-11-29 17:57:29 | 宮崎修二朗翁
一か月以上お訪ねしていなかった宮崎翁に家内と二人でお会いしてきました。
この前よりお元気そうで安心しました。



2時間近くもベッドに座って話してくださいました。

テレビのそばにかわいい人形があるのに家内が気づき、話題にすると翁は、
「母親が作ったものです。お孫さんに持って帰ってください」と。
奥様がお作りになったものかと思ったら、
「いや、ぼくの母親です。邪魔になりますからどうぞ」と。とても50年も昔のものとは思えません。
大切に保管されていたのでしょうね。
そんな貴重なものを戴くなんてとんでもありません。
家内が「これは先生のお守りです。ここに置いておいてください」と言って辞退しました。
その人形のことが載っている冊子を託されました。昭和39年(東京オリンピックのあった年だ)の『新家庭』(灘神戸生活協同組合発行)です。


目次を見ると、岡部伊都子の随筆が巻頭を飾っている。
一応持って帰ってきましたが、これも先生にとっては貴重なもの。
機会をみて、ご子息にでもお返ししなければなりません。
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岡崎武志さんと高島俊男さん

2017-11-29 10:47:48 | 本・雑誌
岡崎武志さんの『昭和三十年代の匂い』という本を読んでいた。

すると、高島俊男さんの話が出てきて、オッと。

高島さんの「お言葉ですが…」の話題。

高島さんは宮崎翁に伴われてうちの店にも二度ばかりお越しいただいたことがある。

『お言葉ですが…』シリーズは10冊ぐらい出ていたと思うが、すべて面白い。
岡崎氏も書いておられる。
「…生き生きした名文だ。全部引きたいところだが、手に入れて読んでほしい、と言っておく。この本自体が非常にためになる面白い本だからである。」

高島さん、どうしておられるだろうか?
そうだ、『触媒のうた』をまだお贈りしていない。
どんな感想を下さるだろうか?
多分、辛口だろうなあ。
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