このところ足立先生関連の古い本を出して来てます。
これは、『きりんのあしあと』(澤田省三著2007年刊)。
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著者の澤田さんからの手紙が挟まれていました。
わたしより年少だから今もお元気でしょう。
戦後の日本で奇跡的ともいえる児童誌『きりん』についての歴史が書かれています。
井上靖が、「日本で最も美しい子どもの雑誌を出しなさい。それが今一番必要なのだ」と言って生まれた児童誌。
こちらは東秀三さんの「足立巻一』と、庄野至さんの『足立さんの古い皮鞄』。
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東さんも庄野さんもすでにお亡くなりになっています。
庄野さんの本には庄野さんからの手紙が挟んでありました。
そしてサインが。
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サインのことも手紙のこともすっかり忘れていました。庄野さん、ごめんなさい。