神戸新聞夕刊の随想欄。
神戸新聞さん拝借お許しを。
浪曲師、京山幸太さんが書いておられます。
一読、笑ってしまいました。話の内容ではなく、その文体に。
5行目から19行目までがワンセンテンスで書かれています。他の所はちゃんと普通の長さなのに。
普通、こんなに長いセンテンスは悪文の見本になるのですが(時にわざとそうすることはありますが)、この文章、なぜか自然に読めてしまいます。それで笑ってしまいました。妻にも読んで聞かせてやりました。
ということは、上手いんですね。流れるように書かれています。要するに、わざとなんでしょう。さすが浪曲師さん。
『コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。