喫茶 輪

コーヒーカップの耳

浪曲師・京山幸太さんの文章

2024-10-02 15:33:04 | 随想

神戸新聞夕刊の随想欄。

神戸新聞さん拝借お許しを。

浪曲師、京山幸太さんが書いておられます。

一読、笑ってしまいました。話の内容ではなく、その文体に。

5行目から19行目までがワンセンテンスで書かれています。他の所はちゃんと普通の長さなのに。

普通、こんなに長いセンテンスは悪文の見本になるのですが(時にわざとそうすることはありますが)、この文章、なぜか自然に読めてしまいます。それで笑ってしまいました。妻にも読んで聞かせてやりました。

ということは、上手いんですね。流れるように書かれています。要するに、わざとなんでしょう。さすが浪曲師さん。

 

『コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。

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