写真:河合神社近く。夕陽に映える山桜。<o:p></o:p>
今日は立ち居のたびに「うう~む、いてぇ~~」とうなり声が出て、よっこらよっこらガニ股歩き。太ももやらふくらはぎがパンパンなのです。昨日は谷への急な斜面をすべり降りながら脚がガクガクになり「これは後で足腰がヤバイことになるだろうなあ」と思っていたのですが、でも幸運にも筋肉痛だけみたいで、マジ助かった~!
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4月4~5日と12~15日の2回、奈良県南部の<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>と<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="30:和歌山県新宮市;" Address="和歌山県新宮市">和歌山県新宮市</st1:MSNCTYST>周辺に行きました。目的はもちろん今年の桜を撮影すること、そしてもうひとつは昨年9月に発生した台風12号による大水害の現状を確かめたかったことがあります。
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写真:スタート地点。このアスファルト道路は「世界遺産」に指定されたためにここで中断。
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</o:p>その最後の日、つまり昨日15日に「時を越える森を歩く~十津川トレイルツアー」(<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:十津川村;" Address="十津川村">十津川村</st1:MSNCTYST>など主催)に参加したのです。世界遺産の道である「小辺路(こへち)」をただ歩くだけではなく、生きた化石と呼ばれる「トガサワラ」の巨木や古代より山に暮らした人々の住居跡などを見よう、というトレイルです。
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最初(4~5日)に出かける前、ネット検索でこのツアーを知り早速申し込みました。順序が逆になってしまいますが、今日はそのトレイルツアーの報告です。今年の桜と実際に目の当たりにして驚愕した災害状況は、おいおい紹介いたします。
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写真:歩きながらいろいろなものが気になる<o:p></o:p>
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さて前日の雨がすっきりとあがり、山歩きには最適のお天気です。8:30にホテル昴に集合し、参加費無料なのに美味しそうなお弁当をいただきました。参加者は20名で大学の研究者や学生たち、そして一般の人は県外の方が多いようです。全体に若いです。(自分は勘定に入れない)
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昴からマイクロバスに乗って県道425号を西中矢倉に向かいます。(※現在県道425号は和歌山県には行けません) バスの中では語り部のイマニシさん<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:が十津川村;" Address="が十津川村">が十津川村</st1:MSNCTYST>の概要を紹介され、トガサワラの調査をしているイワコシさんが「調査のおまけという形で昔の住居跡やお墓などが見つかった」と話されました。
写真:さっそくトガサワラの枝やまつぼっくりを発見<o:p></o:p>
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さらにトガサワラ研究者である龍谷大学ヨコタ氏は「北米にはかなり多いが、日本では三重・奈良・和歌山・高知県に存在し、比較的珍しい。奈良県内では<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="20:川上村;" Address="川上村">川上村</st1:MSNCTYST>が知られているが、この十津川で見るのは始めて。太古から生き残っている生きた化石で、急な斜面や崖で生き延びて来たのだろう」と説明されました。
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写真:「すぐ かうや(高野みち」「左右 在所みち」と道案内地蔵さん。「高野山まですぐ」って? うそお! <o:p></o:p>
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奈良教育大のマツイ氏は「ユネスコでは『人間と動植物の共生・保全』、つまりみんなが良く理解し、コアな自然を利用することで、自然を守ろう、ということが提唱されている」と話されました。
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いたるところで山崩れが起きている道路事情により、途中からは乗用車に乗り換えてスタート地点に到着し、さあいよいよトレイル開始です。
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写真:道なき道、という場所も<o:p></o:p>
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