写真撮影日は2012/5/24~25、新潟県上越地域です
<o:p>写真:雪解けとともにミズバショウで真っ白になる
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</o:p>直江津からは上信越自動車道を南に向かい、今夜は新井で宿泊です。佐渡ヶ島では三泊すべて民宿でした。美味しい食事がついているのは嬉しいのですが、あいよっこはやはり、必要なものがコンパクトにまとまっているホテルが一番落ち着きます。妙高地域は昔からスキーや温泉で有名なためか、リーズナブルで満足感のあるホテルが数多いですね~。
写真:「蓑池」には大きくて白い、カエルの卵がいっぱい<o:p></o:p>
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次の朝さらに南下して、長野県境にある妙高高原でトレッキングです。モデルコースはたくさんありますが、今回は笹ヶ峰の「夢見平(ゆめみだいら)遊歩道」になんとなく決めました。ミズバショウはまだ咲いているかな?
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静かな湖面が広がる乙見湖(おとみこ)を見ながらダムと階段を超えると、まだ残る雪の塊、そしてフキノトウや爽やかな薄紫のカタクリの群落が迎えてくれます。
写真:「蓑池」で悠然と泳ぐカルガモ<o:p></o:p>
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ブナやミズナラの木々、足元には咲きそろった野草の花たち、池にはカエルの卵やカモ・・・自然のなかを歩くのは本当に嬉しい。森林浴を楽しんでいると、ありました!あちらにもミズバショウ、こちらにもミズバショウ、こんな大群落は初めてです。それもそのはず、ここのミズバショウは数万株といわれ、日本でもトップクラスだそう。
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同じ速度で進む、ビニール袋を手にした男性1人と女性2人のグループがありました。「ゴミ拾いをしているのですか?ここの管理をしている方ですか?」と聞くと、「いいえ、山菜採りに来ています。フキノトウやタラの芽など、今の時期の山菜は本当に美味しいよ~」と教えてくれました。
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<o:p>写真:「稲荷神社」両脇にミズナラの大木「神彦」と「道姫」</o:p>
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そして「山は2~3時ごろからはけものたちの時間になるので、午前中に歩くほうがいいです。熊は話し声などで寄ってこないところもあるので、ひとりだったら、熊よけの鈴をつけてね~。」などなどのアドバイスをいただきました。
写真:カタクリやキクザキイチゲの群落
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そういえば佐渡ヶ島の民宿のおかみさんも、「家では漁業もしているけれど、必ず2人以上で海にでるし、山も同じ。ひとりでは何かあったときに危険だから、こんど来る時は『婚約者』と一緒に来てね」と言われてしまいました。
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どうも女ひとりでうろうろしていると「危ない」と思わせてしまうのでしょうね。自分ではそれなりにリスク管理しているつもりなんだけど・・・。それにしても「独身者?」と思われたことって、喜んでいいのかなぁ?
写真上:鳥のようなカタクリ<o:p></o:p>
写真右:キクザキイチゲ