写真:「瀧川寺」の撮影日は2012/10/2、そのほかは11/17です。<o:p></o:p>
写真:瀧川寺の左手にある「南帝王陵墓」
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景徳寺近くの民宿「富喜屋」は、今回大変お世話になった大台ケ原ビジターセンターに勤める福島啓一さんのご実家です。楽しみのお弁当をこちらでいただきました。おかみさんの手作り弁当には「きのこご飯」「アメノウオの甘露煮」「山菜のてんぷら」「塩漬けイタドリのふくめ煮」「こんにゃく煮物」・・・など村の特産物が満載!
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「アメノウオって鮎のこどもですか?」「この地域でとれるアマゴのことです」、「イタドリってスカンポですよね?塩漬けなのにしょっぱくない」「完全に塩抜きをしてから調理するんですよ」などの会話があちこちで交わされます。
写真:地産地消の手作りお弁当<o:p></o:p>
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食後には昭和3年当時の村のようすを撮影した貴重なビデオを見せていただきました。なな、な~~んと、外車のオープンカーがほこりを立てて村を行きかっています! 福島さんは「当時は林業で村にはお金が捨てるほどあった。景徳寺も、試しに一度河原に建てたあと、実際に建てたと聞きます」と説明されました。
写真:「もっとやる気だして!」と声が飛ぶ。
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次は「特産品加工センター」に移動です。センターの中はもち米を蒸す白い湯気と良い香りで満ちていました。こんにゃく製造過程は見学できなかったのですが、できたてを試食しました。伝統的な製法にこだわり添加物一切使用していないこんにゃくは、とても軽くてあっさりふわふわ、コシのある寒天ゼリーみたいです。
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さてお待ちかねの「とち餅つき」「草もちつき」が始まりました。栃の実はここまで処理するのが大変で、灰汁でアクを取るなど時間も手間もかかります。また入れるとかなり粘って重くなり、搗くのも力が入ります。
写真:すご~い、弾力とねばり!<o:p></o:p>
餅つきは慣れた手つきの「社長」山室さん。<o:p></o:p>
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それにしても餅つきってリズミカルで、大声も出て、不思議と気持ちも高揚しますね~。これは世界に誇れる食文化ではないでしょうか?みんなで搗いて、分けて、丸めて、餡を入れて、また丸めて、最後に口にほおばって・・・、これだから昔から楽しい一大イベントだったのですね~。
写真:丸めて餡を入れて、また丸める。<o:p></o:p>
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帰りには道の駅「吉野路上北山」に寄っておみやげを購入。あいよっこは「こんにゃく・きくらげ佃煮・無添加高菜漬け」などを買いました。名物「ゐざさ寿司(いざさずし)」は鮭の切り身を笹の葉で包んだもので、すぐ近くに本店があります。珍しいものでは、「冷凍鹿肉」「燻製鹿肉」なども売っています。
<o:p><o:p>写真:最後にほおばると笑顔がこぼれる!</o:p></o:p>
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道の駅にはレストランも併設されていますが、営業時間が11:00~18:00(夏季19:00)と割と短く、毎週水曜日は定休日なのでご注意。
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川向こうにある上北山温泉「薬師湯」(入湯料:¥500)の湯も人気がありますが、営業時間は時期や休日などで異なるため、HPなどで確認が必要です。隣のホテルかみきたは残念ながら休業中。景観や清流など自然の魅力にあふれているので、訪れる人が多くなるともっと賑やかになると思うのですが・・・。