写真撮影日:2014/11/19
写真上:中釜戸(なかかまど)のしだれもみじ 突然変異のイロハモミジだって!
旅行に行くと当地のローカルTV放送を見るのも楽しみです。福島中央テレビ「日本一周ぷくっ旅」ではちょっとぷっくらの(共感?!) の「おかちゃん」が日本一周に挑戦しているようで、ちょうどその頃、大阪→熊野古道に向かう「紀伊半島シリーズ」だったこともあり「おおっ!」と目が釘づけになりました。
海岸線を歩き、いくつもの峠を越えて、おいしい現地のお料理を食べたりして、大変だけど面白そう。だけどロケの目的に「福島の復旧・復興」があるのはもちろん、なのでしょう。
ご存知のように熊野古道には「王子」と呼ばれる神社・参拝所が多数あります。「九十九王子」とは主な王子だけでも99ある、ということですが、これは「すごく多い」という意味だそう。
おかちゃんがその王子で必ず「福島が元気になれますよう」「福島にいっぱい幸せが訪れますよう」「福島が光り輝くように・・・」「福島に笑顔の花が咲きますように」とお祈りしていて、胸がつまりました。そしてこうした番組が全国に放送されるといいのに、と感じました。
一方、現地ロケにもかかわらず、関西人との対話や交流が少なかったのはちょっと意外で、そんなやり方はないのかな?シャイなのかな?気後れするのかな? まあ関西ロケで「現地の人たちとの交流が外せない」のは、中には芸人顔負けの対応を見せるフツーの人もいたりしますからね~。
さて4日目(2014/11/19)は小名浜港に近いホテルを朝早めに出発。今日はいわき市をできるだけたくさん巡りたいです。それにしてもビジネスホテルがネオン街の真ん中にあったのにはびっくり~! 夕食のために近くのコンビニに行く時はなぜかドキドキ・・・。
そういえば昨夜はレンタカーのナビが歓楽街らしき中に入ろうとするので、「変だ、変だ、またナビが変だ」と何度もグルグル行きつ戻りつしましたが、悪いのはナビさんではなかったよ。念のために付け加えますが、ホテルは普通に清潔で快適でした~。
小名浜港に隣接するようにまずネオン街ができていて、また大きな「葬祭場」があるのも通常は見かけない光景です。「それらの必要性が高いから」、という厳しい現実を教えられる気持ちです。
話を戻して、小名浜港ではすがすがしい朝の空気のなか、フードテーマパーク(観光物産施設)の「いわき・ら・ら・ミュウ」と道路を隔てて、新しい魚市場が完成を待つばかり、という状況に見えます。3月に完成らしいですが、実際はどうなのかな?検索しても出てこないなあ・・・。
「中釜戸(なかかまど)のしだれもみじ」は遅めの紅葉がとってもきれい! 白い樹幹や枝がくねくねと曲がっていて不思議で個性的なもみじです。な~~んとこれは突然変異で樹幹がねじまがり、コブがついた、という遺伝的にも貴重なイロハカエデで「国の天然記念物」に指定されているのです。
・・・・・・明日に続く・・・・・・・・
写真:お堂は白水阿弥陀堂と似ている
写真左:国宝「白水阿弥陀堂(しらみず
あみだどう)
写真右:阿弥陀堂のカモにえさやり
写真:朝陽を浴びてラジオ体操の作業の方々。小名浜港で。
写真:完成が待たれる新しい小名浜港「魚市場」