写真は2016/4/5~8「2016春 桜めぐり:南信州、彦根城など」
写真上:撮影日は4/5 伊那市「六道の堤(ろくどうのつつみ)」
偶然の飛行機雲が見えますか~?
九州熊本・大分地域を襲った大地震から一週間を迎えますが、依然として震度5を超える余震さえも発生する異常事態が続いています。さらに今日は大雨警戒が必要とのことで、TVなどの報道も見るのも辛く、どうかこれ以上の被害がでませんようにと祈るしかありません。
今回の地震は専門家でも想定外のタイプとのことです。地震予知が難しいとは聞きますが、それにしてもこれまでの地震予知・予報というのはなんだったのかな?と思ってしまいます。
このいつまでも続く大地の激しい揺れや緊急地震速報のけたたましい音、現地の方々の不安と恐怖感はいかばかりかと心が痛みます。直接的に被災された方々はもちろん、「エコノミークラスシンドローム」などによる震災関連死の人も10人にのぼり、ストレスも相当強いのだろうと案じます。
一日も早く平穏で安心した生活に戻れますよう・・・・
先日図書情報館から「リクエストされた本を取り置きしています」という電話がありました。もう駄目だったかと諦めていた頃です。図書リストになかったのでリクエストしたのは『あの日』(小保方晴子著、2016/1、講談社、全258ページ)です。
図書館へのリクエストは数回しただけですが、世間でベストセラーと言われても図書館には入っていないこともあるのですね。このブログではあいよっこの、もちろん専門家ではない普通の人の率直な感想を書きます。
最初から、多機能性を持つ幹細胞を中心とした細胞生理学の専門用語、「エピジェネティクス」「スフェア細胞」「ES細胞」「Oct4陽性細胞」・・・などが多出して、ううむ、調べたり読み返したりしつつ、なかなか前に進めません。四分の一を過ぎるころから割とスムーズになりました。
小保方さんの研究や実験結果が優秀で留学したこと、ハーバード大のバカンティ教授のもとで「ヒツジの鼻腔粘膜上皮細胞シートの作成」「マウス表皮細胞の培養」などに成功し、教授の「スポアライクステムセル(胞子様幹細胞)概念」を実証しようと、「スフェア細胞」から「Oct4(遺伝子)陽性細胞」の発現にも成功し、教授からは「これまでで最も優秀な研究者」と認められました。
確かに彼女は生理学の実験が得意で大好きなのでしょう。小さな細胞を相手にひとつひとつ丁寧に根気よく実験や解析を行ったのだなあと思います。
*** 続く ***
「六道の堤」は江戸時代後期に約10kmの水路とともに作られたため池
満開に至らない桜がういういしい雰囲気
周囲の山々は南アルプスや中央アルプス
上下: 道の駅「南アルプス村長谷」の前にある美和ダムと美和湖