写真はすべて12/4~7 東京都八丈島で撮影。
写真:足湯「きらめき」近くの海岸線
小学生マラソンの疑問がひょんなことで解けたのです。
お昼はたいてい、特に山歩きなどは、スーパーやコンビニでおにぎりなどを買って持参することが多いです。でも今日は何度も通り過ぎている「生そば 千両」の看板が気になって仕方ありません。
のれんをくぐって空いているテーブルに座ると、店員さんが「そこは暑いのでこちらに」と案内してくださいました。お礼を言いながらお顔を見ると、ニコニコしています。
写真:生そば 千両の「ざる天」(800円?)にはあしたばの天ぷら
「あーっ!昨日の?」「保存会のリーダーもちょうど来ていますよ」「ええっ!」 女性が指差すほうを見ると、樫立踊りで見事な足さばきだった結城さんがご夫婦で食事中です。3/11付けのブログ写真、右側で太鼓を叩いている方が写真の若い店員さん(名前を聞き忘れました)で、左が結城さんです。ううう~む、なんという偶然! 不思議だなあ。
結城さんは「つむぎの着物を着ることが好きで踊りを始めました。樫立おどりは地区によりいろいろなスタイルがありますが、機織しぐさが基本になっているものが多いです。着物を着て足を揃えて太鼓を叩くのは、やはり訓練が必要ですが、女性が叩く色っぽい太鼓もいいものだと思います」などとお話してくださいました。
写真:勇ましく太鼓を叩いている方です
店員さんは東京で働いていましたが、Uターンしたそうです。「さっき小学生がマラソンをしていましたね?」と聞くと、「今日はリハーサルで本番は明日です。一年生から順番に学年単位で走るので10人くらいになるのです」とのこと。
しかしやはり驚きです。なにがってリハーサルに、しかも学年単位で数十名走るのに、白バイの先導、最後尾にはパトカー、道路管理にはパトカーや警官、沿道にはたくさんの応援。これってすごくないですか?
写真:いそざき園のガジュマル巨木
島には通常よりポリスボックスが多いと感じますが、確かに警備上重要で必要なのでしょう。でもここまで警察が協力的なのは、やはり土地がらなのかな? 応援の様子を見ても、島中の人たちが子どもたちを大切にしていることを実感しました。
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この日の民宿「あしたば荘」の夕食は「島寿司御膳」でした。やったー! 島寿司は昼食に一度食べましたが、やはり美味しいです。南大東島ではネタがマグロやサワラなどで、ワサビを使いますが、ここのネタはトビ(飛魚)、アオゼ(青鯛)、オナガ(尾長鯛)、キンメ(金目鯛)、カンパチなど種類が豊富で、ワサビのかわりにマスタードを使います。
写真:あしたば荘の島寿司
「シャリには普通の寿司の2倍砂糖を入れる」とマスターの山下さん。なぜマスタードを使うのかについては「昔上陸したイギリス人が食べていたカナッペ(薄いパンにマスタードを塗ってチーズなどを載せる)からヒントを得たため」と説明してくださいました。
ここの食事は美味しいと評判ですが、お酒好きにとっては焼酎が飲み放題というのもたまらないでしょうね。
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※「八丈島めぐり」はこれで終了です。離島といってもさすが東京都、どこか都会の風が吹いているようでした。おつきあいくださってありがとうございます。
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写真:ふれあい牧場の可愛い牛さんをもう一枚
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