あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

見えない敵との戦い 勝つか、負けるか? ④

2020-04-17 21:57:37 | 新型コロナウイルス 

写真:2020/2/29~3/5 早春の茨城県から栃木県を巡る

写真上:大洗海岸にある水族館「アクアワールド」

    クラゲはなかなかピントが合いにくいけれど、水玉模様が可愛い!

 

  4/11のNHKスペシャル「新型コロナウイルス 瀬戸際の攻防~感染拡大阻止最前線からの報告」を見ました。厚生労働省・新型コロナウイルスクラスター対策班が未知のウイルスにどう戦いを挑んでいるのか、その困難さの一端を知りました。こうした人々はじめ、医療現場で日々厳しい環境のなか、自らも感染リスクにさらされつつ戦っている人たちに、心より敬意と感謝を申し上げます。

 

  さらに感染が拡大する厳しい現況にあって「何を根拠に?不安を煽るな」と言われそう、と躊躇しながらも、やはり当初の疑問を取り上げることにしました。なにが事実なのかを知って、みんなで議論を重ね、叡智を集めたい。現代社会が抱えるリスクがどんなものなのか、どんな心構えや備えが必要なのかを考えたいのです。

 

  番組では次の2点が印象に残りました。

1、対策チーム・リーダーの東北大学大学院・押谷仁教授は同ウイルスが「…SARS(サーズ)とは全く別物の、生存戦略としては一番正しい、よくできたウイルス」と人間に見つかりにくい性質を指摘しました。

 

2、「数理モデル」の専門家、北海道大学大学院・西浦博教授は、「どこかに道は必ずあるはず」とクラスター追跡をした結果、「感染者110人の8割は誰にも感染させないが、残りの半分(※約1割)は1人に感染させ、うち3人に驚くべき傾向があった。三密の環境でクラスター(集団感染)を発生させ、各4人、9人、12人に感染させた」ことを突き止めました。

 

  1、の性質はまるで忍者かスパイみたいで、症状がなくても他人に感染させたり、陰性化した後に再陽性化するなどとらえどころがないです。こんな性質はこれまで存在したのでしょうか?

 

  2、で説明されていることは、従来言われた「スーパースプレッダー」の意味なのでしょうか?特別な人に強く増殖して、移動後さらに大勢に感染させるという方法は、なにかウイルスが意図を持っているようなカンジです。

 

  そしてもうひとつ気になるのは「感染率や死亡率の男女差」です。4/9の記者会見で菅官房長官は、国内の感染状況について「感染者全体に占める男性の割合が約6割、亡くなった人の割合は7割強にのぼる」と述べ、「ただし性別による重症化や致死率の差は患者個人の基本疾患や年齢などの要因も絡んでいる」と説明しました。

 

  世界的にもこの点は指摘されていて、CNNが3/20時点での世界20か国の統計を分析し、「感染者と死者共に性別データを明らかにしているのは、イタリア、中国、フランス、ドイツ、イラン、韓国の6か国(※アメリカは同ウイルスに関する全米の統計を発表していない。日本は男女別データを未報告?)」、その結果「その中で最も男女差があるイタリアでは女性10人に対して男性24人が感染し、陽性と診断された男性が死亡する確率は女性より50%高い」と報告しています。

 

  この統計のモニター数はとても大きいので、検定では「男女の性別による有意差」が出るでしょう。素人あいよっこの考えでは、死亡率に性差が出るのは、喫煙や清潔度や持病などが影響するでしょうが、感染率については、ウイルスが男女を選ぶって自然界であるのかな?この新型コロナウイルスはいろいろな面で選択しているというか、指向性(特定の方向や目的を目指す)が強いと感じます。不思議です。

 

どっちが顔でしょう?後ろ半分がうつぼの顔にそっくりな「シモフリタナバタウオ」やはりこれも水玉模様。後ろに本物のウツボがいるよ。

 

同水族館はサメの飼育数が日本一 「トラフザメ」もやっぱ白っぽい肌と水玉模様がきれい。水玉が好きなんだ~。

こちらは縞々だけど、これもカラフルでいいね。しかもラブラブ

写真下:ちょっと変わったサメ「コブラウオビコング」

コメント
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