第1322回やPCの部屋の第171話などで書きましたが、私はこのHPをいまだにワード98で書いています。
一番の問題だったHPの容量は今は解決しているので最新のワードに帰ることもできなくはないのですが、カウンターが動かなくなるなどやはり使い勝手が悪いのです。それで、あたらしいPCにも今更ながらに98をインストールして使っています。
何で、マイクロソフトはバージョンアップの度に折角便利に使っていた機能を使えなくしたりするのでしょうか。私が新しいものに追いつく気がないのも問題かもしれませんが、改良だか改悪だかわからないような変更を行って新しいものを買わそうとするとしか思えないマイクロソフトにも問題はありそうです。
そして、今度はエクセルでも問題が起きました。我が家の太陽光発電のデーターはエクセル2002で作っているのですが、これをエクセル2007で保存しようとするとうまくいきません。ということで、エクセル2002をインストールして使っています。どうして、マイクロソフトはこんなことばかりするのでしょうか。
全く不親切ですね。せめて、前のソフトで作ったものは使えるようにするべきだと思うのは私だけでしょうか。
そんな私の気持ちを受け止めてくれるようなことをいつもの武田邦彦 (中部大学)先生が書いてくれていました。
…略
現代、ものにあふれた生活は、なじんだものの中で、流れるような時をすごした生活を遠くにおしやってしまった。
「愛用品」とは「説明がいらないもの」であり、「考えなければ操作することができない蛇口」とは縁遠い。生活の潤いは新しいものからは感じられないのが人間というものである。…以下略
やはり、私の考え方が古いと言うだけではなさそうです。何でも新しくて便利になれば良いというものではないはずです。その便利さは押し付けであって、前の方が良い人だっているはずです。
それでなくてもわかりにくい操作をやっと覚えた小父さんにバージョンアップという毎回ややこしくなるものを押し付けるなと言いたいです。
進歩も良いですが、偉大なる停滞もあって良いのじゃないでしょうか。それでなくてもパソコンは十分役に立っているのですから。いくら売りたいからと言ってやりすぎは困ります。
そう思いませんか!