固定価格買取の成果が現れているようです。一時は世界に取り残されそうな状態でしたが、持ち直してきているようです。
環境メディアより 2010/04/16
[時事通信社]
米太陽エネルギー工業会(SEIA)が15日発表した調査報告によると、2009年の太陽電池の設置容量で、日本は米国などを抜いて世界3位に浮上した。
【ニューヨーク時事】米太陽エネルギー工業会(SEIA)が15日発表した調査報告によると、2009年の太陽電池の設置容量で、日本は米国などを抜いて世界3位に浮上した。住宅用太陽光発電システム購入への補助金や、家庭で発電した電力の買い取り制度が寄与した。
日本では、05年に補助金が廃止されてから太陽光発電の導入が一時低迷したが、昨年は484メガワット(MW)と一気に過去最高を更新。首位はドイツ(3800MW)、2位はイタリア(700MW)だった。
日本は累積容量でも2628MWと世界3位。首位はドイツで9677MW、2位はスペインで3595MWとなった。
地球温暖化対策の一環で、太陽電池購入への支援は各国で続けられる見通し。拡大する需要をめぐり、太陽電池メーカーの競争がますます激しくなりそうだ。
持ち直したといえどもドイツとの差はそう簡単に追いつけるようなものではないようですが、兎に角、凋落だけは歯止めがかかったようです。やはり政策というのは効き目がありますね。
しかしながら、こんなところで満足してはいられません。住宅用の設置はもちろんですが、ドイツやスペインに追いつき追い抜き再び世界一に返り咲くためには大規模設備の展開が必要でしょう。
そのためには、選挙目当てのばら撒き政策を止めてその金をこうした未来の日本のために使って欲しいものです。
それにしても、鳩山政権や民主党はどうしてこれだけ日本の足を引っ張ることしかできないのでしょうか。どう考えても不思議で仕方ありません。
やはり、大きな裏があるのでしょうね!