団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

うなぎ

2010年04月26日 | 日記・その他

  第3838回のクロマグロで「まったけ」や「数の子」なんて食べたいと思わないと書きましたが、もう一つありました。「うなぎ」です。
  子供の頃、「どじょう」や「うなぎ」は家のヨコの川でも取れたのですが、余り食べた記憶はありません。
  「うなぎ」を「まむし」と言うのも学生時代に静岡の友達に始めて連れて行かれて知りました。正直、そんなに美味しいとは思えませんでした。
  今は、抵抗無く食べれますが、それでもあえて食べたいなんてことはありません。ですから今まででも食べた回数は一桁くらいだと思います。
  我ながら、どうして値段の高いものに大好物が無いのは不思議ですが、これはやはり育ちですね。つまりは、貧乏な家に育ったことを感謝しなければならないのでしょうね。

  そんな「うなぎ」がピンチのようです。

  YOMIURI ONLINEより

  ウナギが足りない…

  稚魚不漁、チリ地震で餌高騰

  県内の養鰻(ようまん)業者が、ウナギの消費がピークを迎える夏場を前に、頭を抱えている。ウナギの稚魚「シラスウナギ」=写真、県水産技術研究所浜名湖分場提供=が記録的な不漁で価格が高騰したのに加え、2月のチリ地震の余波で稚魚の餌が値上がりしているからだ。一方、成魚を仕入れる料理店も、折からの不況で、店頭価格への転嫁に及び腰な上、安価な外国産への切り替えもままならないなど、関係者の悩みは尽きない。

 静岡県のシラスウナギ漁は、天竜川の河口などで、毎年12月1日から翌4月末まで行われる。稚魚の出荷には半年ほどかかるため、夏の土用の丑(うし)の日から逆算すると、2月までの漁獲高が供給のカギを握る。ところが、県水産業局によると、2月末の県内の漁獲高は、前年同期の1040キロに対し15分の1以下の約60キロに落ち込んだ。

 同局は「波はあるにせよ少なすぎる」と困惑する。ある漁協の担当者も「こんなに少ないのは初めて」と頭を抱える。不漁は全国的な傾向で、水産庁によると、2月末までの全国の漁獲量は、前年同期の22トンに対し、2・4トンだった。

 近年、業者は国産稚魚の不漁を台湾など外国産の輸入で補ってきた。その台湾も、資源保護などのため2007年に輸出を規制。08年、09年は、国内の稚魚の豊漁や、香港産の輸入などでしのぎ、今季も中国産を輸入したが、日本養鰻漁業協同組合連合会(静岡市駿河区)はこの夏以降の供給量について「需要に追いつくかどうか」と、心配する。

 追い打ちをかけたのが、2月のチリ地震だ。国内の大手飼料会社によると、養鰻に使う主な餌は、アジの魚粉に澱粉(でんぷん)を混ぜた「アジミール」で、チリからの輸入が多い。地震で、現地の工場や倉庫の一部が打撃を受けて生産や輸出能力が落ち、商品によっては価格が2~3割上昇したという。

 日鰻連の若林稔参事は「土用の丑の日は乗り切れても、それ以降、品不足に陥る可能性もある」と、不安を隠さない。うなぎ料理専門店「はら川」(静岡市葵区)の原科昌之店主も「国産が足りなくなってもうちの場合、品質の違う外国産を使うわけにはいかない。不況で簡単に値段を上げるわけにもいかないし……」と頭を抱える。

  卵から育てる方法も成功したそうですが、実用にはまだまだ遠いようです。

  独立行政法人水産総合研究センター

  世界初の「ウナギの完全養殖」、ついに成功!

~天然資源に依存しないウナギの生産に道を開く~

  うなぎ好きの人には申し訳ないですが、私にとっては何の影響もありません。つくづく貧乏人に生まれて良かったと感謝します。
しかし、私の「へんこつ」というか「ひねくれ」もこういうときには役に立ちますね。もしかしたら、食糧難にも耐性はあるのかもしれません。
  というか、戦後の食糧難を少しだけ経験している団塊の世代以上には粗食に耐えられる人がまだまだ多いのじゃないでしょうか。

  ひもじさを経験していない人達にとってはこれからの時代は厳しいものになるかもしれませんね。

そんな時代が来ないことを願いましょう!