第3847回や第3856回などで理不尽なジャッジに耐えて力を発揮した浅田真央さんの精神力に驚かされたことを書きましたが、やっとルールが改正されるようです。
国際スケート連盟は6日、フィギュアのルール変更を発表し、浅田真央(中京大)が武器とするトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や、男子で高橋大輔(関大大学院)らが跳ぶ4回転ジャンプの基礎点を引き上げるとともに、回転不足と判定されたジャンプでも基礎点の70%を与えることになった。高難度の技への挑戦を評価する狙い。
基礎点は3回転半で8・2から8・5に、男子で最も多くの選手が跳ぶ4回転トーループは9・8から10・3に増え、転倒や着氷の乱れによる減点幅も狭まった。
回転不足は新たに2段階で判定し、1/4~1/2回転足りないものは基礎点の70%を与え、1/2回転以上足りないものは、これまでと同様に1回転少ない基礎点となる。3回転半の場合、これまでは成功と紙一重でも2回転半の基礎点3・5に激減したが、新規定では6・0になる。[2010年5月7日7時58分]
スケート連盟もさすがに世界の声を無視する訳にはいかないと思ったのでしょうかやっと重い腰を上げたようです。
それにしても、今まで改正しなかったということは裏で大きな力が働いていたのは間違いなさそうです。目的は達したので後はどうなっても良いということで圧力をかける必要もなくなったということなのでしょうか。
いずれにしても、これで真央さんも正当な評価の下に心置きなく演技できるというものでしょう。
しかしながら、この新聞のタイトル、「追い風」は失礼じゃないでしょうか、それも言うなら「逆風が排除された」でしょう。
これでやっと心置きなく演技できるというものです!