新年早々、昨日、今日と自殺とか死とか縁起の良くない話ばかりですが、興味深い記事がありました。
四国新聞社より 2011/01/01
2010年に国内で死亡した日本人は推計119万4千人で、09年(確定、114万1865人)を上回り、戦後に統計を取り始めた1947年以降で最多となったことが31日、厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」で分かった。
一方、国内で生まれた赤ちゃんは107万1千人で09年(107万35人)からほぼ横ばい。出生数から死亡数をひいた「自然増減数」は12万3千人減で、過去最大だった09年(7万1830人減)を更新した。
厚労省は「高齢化で死亡数は増加傾向にあり、出生数は出産世代の女性人口が減り伸びない。今後もマイナス幅は増えていくだろう」と分析している。
死亡数は09年、前年に比べ542人減ったが、10年は約5万2千人増と大幅に増加した。
1947年と言えば私の生まれた年です。それ以来、最多の死者数とは驚きです。人口の自然減とは単に生まれる人が少ないとばかり思っていました、死者も増えているとは考えませんでした。考えれば人口が増えてきて絶対数が多くなっているのだから死ぬ人が多いのも当たり前ですね。
それにしても我々団塊の世代が死ぬだろう今後10年以後には日本の人口減少は加速度的に増えていくのでしょうね。
この人口減を労働力が減るとして外国人を入れるなんて考えるのじゃなく、それでなくても若い人が職に就けなくて困っているのを如何に有効に使っていくかを国全体で考えるべきでしょう。
兎に角、今の政府も産業界も考える方向が間違っています。少なくなる人口を有効に生かすことこそ彼らが考えるべきです。もしそれでも労働力が足りないときに初めて外国人の手を借りることも考えるべきでしょう。それだって、その前に日本の得意のロボットを生かす手がありそうです。まずは国民が幸せになることをかんがえるべきでしょう。
そうじゃないですか!