第2748回で新幹線がレール幅が違っても四国にそのまま乗り込めるフリーゲージトレインに期待していると書きましたが、あれから又暫く音沙汰がありませんでした。もしかしたらもう中止になったのだろうかと思っていましたが、どうやら続いていたようです。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2011/01/21
国土交通省は20日までに、線路幅の異なる新幹線と在来線の双方に乗り入れられるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の実用化に向け、新たな台車を使った走行試験を4月にも四国のJR予讃線で始めることを決めた。
フリーゲージトレインは、2018年春に開業予定の九州新幹線長崎ルートへの導入を目指し技術開発を進めている。走行試験はこれまで九州のJR日豊線などでも行ってきたが、カーブで減速が必要で、国交省はカーブの多い予讃線でスピードを上げたまま走れるかどうか、新型台車の性能やつなぎ目をなくしたレールの効果を検証する。
フリーゲージトレインをめぐっては、山陽新幹線の岡山駅で乗り換えをせずに四国との行き来ができるなどとして、四国4県が国やJR西日本などに導入を要望。JR西日本は「実用化に課題が多く、開発の推移を見守っていく」としている。
去年の暮れに青森まで、そして、今年の3月には鹿児島までとやっと新幹線が日本縦断を果たすのですが、このフリーゲージトレインが実現すれば四国も新幹線網に組み込まれる事になります。しかし何時の事でしょう。
それにしても何度も書きますが、狭い日本に未だに新幹線網ができないというのは妙な民主主義が発達した為と言えば言い過ぎでしょうか。今の民主党政権をみていると、日本の発展を散々邪魔してきたところが政権を取ってしまったことでやっと何が悪かったのかを国民が知るところとなったのじゃないでしょうか。
本当に大事な事を優先してやり遂げる為には個人や政党の為でなく国のことを考えて政治をしなければならないということが分かっただけが今回の民主党政権の功績でしょう。しかし、気付いた時は遅かったかもしれません。
どうなるのでしょう!