カリフォルニアで恒例の山火事があったようです。どうやらこれまでで一番酷い惨状のようです。
正常に戻りつつあるアメリカの象徴のように思えます。やはり、カリフォルニアはアメリカから切り離すべき時がきているのかも。
宮崎さんが取り上げてくれています。この大被害の裏には極左の政策もあるようです。何事も行き過ぎは被害を大きくするようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和七年(2025年)1月11日(土曜日)
通巻第8591号 <前日発行>
[こ、これはウクウライで爆撃された都市の惨状より酷い」
セレブが一夜にしてホームレスに。ロスの山火事。18万人が被災
「文春砲」など問題にしないのが「トランプ砲」だ
史上空前のカリフォルニアの山火事は住宅地を焼き尽くした。死者が最低でも5名、焼け落ちた建物は九千棟から一万軒。避難した人々が18万名。被害総額は80億ドル以上だろう。保険会社は120億ドルを推定している。
サンタモニカの北、パリセーズ地区の火災は17,000エーカーを焼失(鎮火率0%)、イートン火災は10,000エーカーに拡大(鎮火率0%)。ハリウッドヒルズ地域のサンセット火災が延焼中。
この惨事の前、治安悪化、不法移民、麻薬の蔓延で米国ハイテク産業の花形企業が逃げ出した。イーロンマスクもザッカーバーグも。
そのカリフォルニア州、弱り目に祟り目。
トランプ次期大統領は吠えた。
「水の管理が悪い、ほかのこと(不法移民にテント村。950ドル以下の万引きは逮捕せず)に予算を使い果たし、消化システムを整えなかったカリフォルニア州知事とロス市長の無能がこの惨事を引き起こしたのだ。かれらはすぐにも辞任せよ」。
長男も攻撃を追加する。
ドナルド・トランプ・ジュニアは追加砲撃を加えた。
「民主党主導の州の山火事への対応がまずかったのは、市の消防署がDEI(多様性、公平性、包摂性)政策に重点を置いた結果だ、能力よりも「意識的な美徳」(woke)の表明を重視する人たちの責任である」。
カリフォルニア州は5億ドルをDEIに費やした。バイデンはウクライナに追加で80億ドル支援を約束した。
「バイデン政権はこれまで、ウクライナの消防署16か所に装備や救助ツールを提供していたが、で、カリフォルニア州の消防署には山火事対策に必要な物資をすべて供給していなかった」と指摘する声がXには多数寄せられた。
▼ハリウッド映画の製作にも影響がでるのか
トランプ次期大統領は続けた。
「ニューサム知事はカリフォルニア州に何百万ガロンもの水が流入することを可能にする法案への署名を拒否した。州民よりも『質的に価値のない魚』(蛸禁漁のこと)を選んだ。早急に辞任すべきた」
ロサンゼルス市長のカレン・バスは暴風警報が出ているにもかかわらず週末にアフリカ旅行に出発した。
この市長は2024年に市の消防署予算を1,700万ドル以上削減した。
セレブのパリス・ヒルトンらの自宅が全焼。豪邸にすんでいたセレブは一夜にしてホームレスとなった。住宅焼失のセレブはほかにビリー・クリスタル、アンソニー・ホプキンス、アダム・ブローディ、アンナ・ファリスらだ。
アメリカの富の象徴ハリウッドが消えて無くなる? 全米のテレビは現場から悲壮なアナウンスとともに実況中継をしている。
1月7日、ギャビン・ニューサム(カリフォルニア州知事)は「非常事態」を宣言した。バイデン大統領も8日、大規模災害を宣言し、国防総省に対して消火活動に必要な軍人を出動させるように指示した。
バイデンは予定していた最後の外遊、ローマとバチカン訪問をキャンセルした。
なんだか、江戸の明暦の大火を思わせる
令和七年(2025年)1月11日(土曜日)弐 通巻第8592号
ディズニーランドは休園、ハリウッドは映画撮影を中断
カリフォルニアの山火事、被害総額推定で24兆円
ロスアンジェルスはエンジェルから見放された。
史上空前の山火事はすくなくとも十名の死者、豪邸から銀行、スーパーまで。複合ビル、学校、動物園、医院などを含め1万棟の建物が破壊し、被害は1500億ドル(24兆円)を超えると推計される。
ディズニーランドは休園となり、ハリウッドは撮影を中断した。JPモルガンのアナリストは1月9日に、「保険損失が200億ドルを超える可能性がある」と分析した。
損失が予測される保険企業は、オールステート、トラベラーズ、チャブなどの住宅保険会社に加えてAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)やキンセール・キャピタル・グループなどの商業用不動産保険会社も影響を受ける。
市場ではすぐにもオールステートの株価が5%、トラベラーズは4%、チャブは4%、AIGは3.5%、キンセールは1%下落した。 わけても、カリフォルニア州に保険業務が集中するマーキュリー・ゼネラルの株価は、35%急落した。推定保険損失は200億ドルを優に超える可能性があ る。
キャトスフィア債券のサイト「アルテミス」は、「ロサンゼルス郡の災害状況がまだ明らかになっていない。実際の損失推定値にはまだまだ程遠い。民主党にとって、これは壮大な災難だ。もはや気候変動を盾に取って、政権の失策やひどい政策から目をそらすことはできない」。
ネットでは「ロスの住民はハリウッドの最も目覚めた左派エリート(WOKE)を共和党員に変えてしまうかもしれない」とした。
セレブがホームレスとなった。家を失った18万人の避難場所はといえば、学校、体育館、公共施設、国際会議場、スポーツ倶楽部など、しかし多くの道路が封鎖され、トンネルが閉鎖され、消防活動が優先されている。
道路、電線網、下水道、発電などインフラの修復には連邦政府が支出するとバイデン大統領は外遊と取りやめて声明した。
UCLAは休校、多の大學はオンライン授業。また小中高校は一斉に休校、あるいは学級閉鎖となった。全米に寄付が呼びかけられ医療ボランティアが募集されている。
我が自衛隊よ、「トモダチ作戦」の出番だ。
カリフォルニアをアメリカ中の極左に与えて、切り捨てるしかないのかも。それとも、就眠の目覚めに期待しますか。それは無理なのかも。
やはり、Chinaに売却しますか。いずれにしても、カリフォルニアはアメリカの癌でしょう。
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