第4633回などで何度も自転車を取り上げてきたように太陽光発電とともに興味のあるのが都市交 通です。クルマ社会から路面電車など公共交通と自転車と歩行主体への移行がこれからの向かうべき方向だと信じて います。
とは言いながらも、その動きは特に日本では遅いようです。狭い日本こそこうした交通体系を取り入れ易い はずなんですけどね。
逆にそんな動きのなさそうなアメリカの方が関心は高いのかもしれません。面白い記事がありました。
タ イナビニュースより 2012年 5月25日
自転車通勤週間
2012年 5月28日~6月3日は「Bike to Work Week」、つまり自転車通勤週間である。それに先立って、アメリカのWalkScoreが「自転 車にやさしい都市ランキング」を発表した。
自転車は環境にやさしい交通手段である ため、アメリカでは自転車通勤を始める人が増えてきている。このランキングの評価は、都市ごとの自転車専用道路 の数や質、地面の起伏度、道路の連結性、自転車通勤をする人の数などによって、100点満点で行われた。
最も自転車にやさしい都市は?
「自転車にやさしい都市ランキング」は 以下のとおりである。
1位:ミネ アポリス(79点)
2位:ポー トアイランド(70点)
3位:サン フランシスコ(70点)
4位:ボス トン(68点)
5位:マ ディソン(67点)
6位:ワシ ントン(65点)
7位:シア トル(64点)
8位:ツー ソン(64点)
9位: ニューヨーク(62点)
10位:シ カゴ(62点)
アメリカで人気の高まる自転車
また、WalkScoreの発表によると、
・アメリカ人が自転車旅行をした数は、2009年から2011年の間に2倍に増えている。
・自転車通勤は、2000年から2010年の間に43%増加した。
・71%のアメリカ人が、もっと今以上に自転車を利用したいと言っている。
とのことである。今後、環境にやさしい 自転車のますますの普及が予想されている。
自転車なんか関心がないのかと思っ ていたら、日本より余程進んでいますね。人口が多いだけに関心のある人も結構沢山居るのかもしれません。
何時まで経っても自転車道一つ整備しようという動きが大きくならない日本にはこういう発想はなかなか出 てこないようです。
日本でもこうした動きが出てきて狭い日本中に自転車道の整備が進んで欲しいものです。何かと言えば自転 車の交通事故が増えたとマスコミが騒ぎ折角の自転車熱を冷まそうとする日本とはえらい違いです。
もっと真剣に 考えましょう!