太陽光発電の売り物の一つでもある地球 温暖化に関して最近は疑問とする説が多くなってきていますが、その決定打とも言えそうな説が出てきました。
第 306回「目が離せぬ5月の太陽:直径を観測、寒冷化」 (2012/05/27)
金環日食で太陽への関心が一気に高 まり目が離せなかった5月でした。国内研究者がリードして「太 陽の直径 金環日食で計算」(NHK)されたばかりか、4月の《太 陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた》で予測された「四重極構造」化と寒冷化が 始まっていると考えられます。 …中略
太陽磁場の「四重極構造」化については冒頭にあげた、国立天文台やNASAなどによるプレスリリースのほかに、《「ひので」による今回の観測の意義と最 近の太陽活動について》に詳しくまとめられています。太陽観測衛星「ひので」が4年間にわたり安定した観測を続 けた成果です。
《予想される時期より約 1年早く、北極磁場がほぼゼロの状態に近づいていることが、2012年1月の観測で発見されました。すなわち、 北極の磁場を担う斑点状の磁場の数が急速に減少し、低緯度から逆極性の斑点が現れました。この結果、現在太陽の 北極域では、逆極性の磁場の大規模な消滅と極性の反転が発生していると考えられます。この観測の結果から、太陽 の北極磁場がまもなくマイナスからプラスに転じると予想されます。一方、驚くべきことに、南極では極性反転の兆 候がほとんどみられず、安定してプラス極が維持されていることを、「ひので」は確認しています》以下がそうして 生まれる四重極構造(北極プラス・南極プラス)です。
太陽の黒点数が減って活動が弱まった 時期に最近ではマウンダー極小期やダルトン極小期があり、その開始時期前後に四重極構造が現れたと考えられてい ます。それぞれの極小期に京都では冬の気温が2.5度下がりました。
「最近の太陽活動についてのまとめ」 はこう述べています。「太陽周期が10.6年から12.6年に2年伸び ている」「太陽活動は上昇しているが、黒点の数は以前のサイクルより少なく、また北半球に偏って発生してい る」「北極の負極磁場が大幅に減少し、現在正極に反転中。予想された反転の時期より約1年早い」「一方、正 極磁場が卓越していた南極は安定な状態を維持しており反転の兆候はない」「以上から、太陽の基本的対称性が 崩れていると考えられる」「同様の事象は、マウンダー極小期、ダルトン極小期の開始前後に発生していたと推 定され、太陽が従来と異なる状態になっていると推測される」
このほか補強する観測事 実として「過去45年間の観測史上最多の宇宙放射線量」が指摘されています。太陽風活動が活発ならば宇宙放射線 は太陽圏内に侵入しにくいのですが、低下しているために入ってくると考えられます。今後は10月ごろに北極域の 集中観測をして予測の推移を確かめることにしています。
四重極構造なんて初めて聞きまし た。南極と北極が逆転すると言うのは読みましたが。4つなんて想像もしませんでした。
当然と思っていたことさえこれほどのことがあるのですから炭酸ガスが温暖化の元凶なんてのもどこまで本 当か分らないのは当然ですね。私も最近は温暖化に関してはそれ程深刻なものとは思えないようになって来まし た。それでも大気の汚染など環境の悪化を防ぐためにはこうした説も役には立っていると評価しています。しか しそれ以上にエネルギーの枯渇は間違いないのじゃないかと思っています。なんといっても地球にはびこりすぎ た人間の消費量はとてつも無いはずです。人間の増えすぎこそが諸悪の根源でしょう。
さて、温暖化説をあざ笑うかのような地球化は来るのでしょうか。
結構不気味で すね!