団塊の世代のつぶやき

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マネーゲーム

2012年09月11日 | マネーゲーム

  第4738回でメガソーラーにマネーゲームの様相が出てきたことにがっかりしていると書 きましたが、何時ものトッテンサンが又マネーゲームについて鋭く批判してくれています。

  耕助のブログよ り  2012年9月3日

  No. 1009 富の格差広げる政府課税

  …略

  昭和の時代、日本では人々が銀行 に貯蓄をし、企業は銀行から資金を調達した。しかし金融規制緩和によって株式市場から資金調達ができる ようになってから、企業にとって株価が顧客や社員よりも大切な指標となった。株価を左右する株主が重要 視するのは企業の長期的な経営ではなく、短期的にいかに高い利益をもたらしてくれるかだ。過去に発行さ れた株の売買は、何も生み出さず、社会に貢献もしないばくちに等しい行為だが、それが証券取引所で行わ れてる株取引の99%を占める。
   イ ンサイダー取引などの不正で人々が不信感を持ち、ばくち行為を止めて正直に働いて社会に貢献してお 金を手にするようになればむしろそのほうがよいと私は思う。リストラや生産拠点を海外へ移すなど、 日本の雇用状況を悪化させているのも企業が株価を上げるためである。利益追求が商売の目標になる と、利益は相対的なものであり、その追求に終わりはない。いつも犠牲になるのは労働者や国民生活の 安定なのだ。しかし、そのようなばくちのやる気を損ねるもっと良い方法は株の売買に課税することで ある。日本の証券取引所で売買された金額は過去10年平均で年418兆円にもなる。株の売り買いに 各1%ずつ合計2%課税すればそれだけで8.36兆円の税収となる。これだけで、現在の消費税税収 の6割に当たる収入が国庫に入るのだ。…中略

日本政府が格差をなくしたいのなら、 ばくちや不労所得、つまり社会に貢献しないものへ高く課税し、経済を支える資本投資や所得、もちろん消 費税などへの課税を少なくするべきだ。しかし政府が実際にしているのは、富の格差を広げることばかりな のである。

一体、何時までこのマネーゲームを野 放しにしておくのでしょう。どんなに素晴らしい政治をしようとしてもこのマネーゲームを撲滅しない限り この世界が良くなることはないと思いますが、一度金を集めた者に止めされることは不可能なのでしょう か。何とか、ここに踏み込める政治が行われることを期待したいものです。

 もう一つ良い記事がありました。結 構長いですが読んでみる価値はあると思います。

 参考:ダイヤモ ンド・オンライン  → なぜ1%にも満たない富裕層が世界を支配するのか

グローバリゼーションによる格差拡大 を止めるには――トランスナショナル研究所フェロー スーザン・ジョージ氏インタビュー

  本来なら未来のエネルギーをみん なの力で実現させたいと研究者達の長い努力でやっと軌道に乗るかもと思えた太陽光発電も、孫さんや菅元 首相のような自分さえ儲ければ良いというような人達によってマネーゲームに利用されてしまったのは本当 に残念です。折角の太陽光発電が汚されたような気持ちになります。

どうなるこ とやら!