トランプさんが2024年が最後の決戦となると宣言したようです。これがわかっているアメリカ人がどれほど居るのか。
もし、未だに目覚めないようでは、アメリカは本当に終わりになるでしょう。
宮崎さんが取り上げてくれています。さて、アメリカ人はこれでもトランプさんを復活させないのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)7月18日(火曜日)弐 通巻第7825号
ファッシズムか、それとも自由か。君たちはどちらを選ぶんだ?
2024は最後の決戦になる(トランプ前大統領)
ファッシズム、それとも自由を選択するのか?
判りやすい訴え方に切り替えて、支持層の薄いZ世代をトランプはターゲットにした。
7月15日にトランプはウェストパームビーチで開催されたターニングポイント・アクション会議で演説した。
トランプはアメリカの若い有権者に「つぎの大統領選挙は自由な国に住み続けるか、否かを選択する機会になる」とし、「あなたたちの世代がファシスト国家 を継承するのか、それとも自由国家を継承するのか、暴君の支配を受けるのか、法の支配を受けるのかを決めることになる」と訴えた。
一方で、トランプ前大統領は「ひねくれたジョー・バイデン」を追放すると誓い、「バイデンの下では若者の希望と機会は完全に消滅しつつある」とした。
「バイデン経済では、Z世代とミレニアル世代の3分の1が全く貯蓄を持っていない。住宅所有は何百万人もの人々にとって手の届かないところに追いやられ ており、30年の住宅ローン金利は私が退任して以来157%上昇した。実質賃金は26カ月連続で下落した。バイデン大統領就任以来、多くが年収を減らし、 ここ数十年で最大の給与削減となった」
トランプ続けて、「私たちの権利と自由がズタズタに引き裂かれている」と宣言し、「最大の脅威は、私たちの国を内側から破壊しようとしている邪悪な勢力 だ。バイデン政権下で『アメリカン・ドリーム』は終わった。米国の伝統に対するマルクス主義者の攻撃の罪を犯した教育機関への資金提供を停止するつもり だ」と述べた。
トランプ氏は、「2024年は私たちの最後の戦いである。私たちはディープステートを破壊し、『戦争屋』を政府から追放し、グローバリストを追い出し、 共産主義者、マルクス主義者、ファシストを追い出し、我が国を憎む病んだ政治階級を追い出し、偽者を一掃する」と力強く演説を締めくくった。
トランプ vs バイデンの支持率調査では、左翼系の調査機関でも数パーセントのトランプリードを示している。またバイデン支持率は就任直後の御祝儀55・3%から現在は42・2%(7月12日、リアルクリアポリティックス調査)。
21年九月に支持率が不支持を逆転したが、爾来「一度も」、再逆転してはいない。ジル夫人の自叙伝は鳴り物入りの宣伝にもかかわらず、250部しか売れなかった(発売後一週間)。あの馬鹿息子を見ていれば、買う気はしないだろうなぁ。
ところで共和党の候補群のなかでデサンティスは日々支持率を減らしており、スタッフを解雇し始めている。ペンス、ヘイリーは息切れ状態である。
さて、ここまで追い詰められたニセ大統領(バイデン)陣営はどんな手を使って来るのでしょうか。
あの不正選挙をやった陣営だけにどんな手を使っても当選をもぎとろうとするでしょう。それをアメリカ人は許すのか。