カナダがおかしくなってしまっているようです。ここもアメリカと同じで極左のトップを選んだ付けが来ているようです。
宮崎さんが取り上げてくれています。安易な移民受け入れが大問題になっているようです。日本にも移民受け入れ大好きな優柔不断総理が居るだけにどうなることやら。何とも恐ろしい。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)7月24日(月曜日) 通巻第7834号
カナダはどんな国なってしまうのか?
未曾有の大混乱をもたらした極左首相トルードーって?
23万人のウクライナ人が カナダに移住した。カナダ政府はウクライナ人の入国を戦争難民とし、その数に「制限はない」と『太っ腹』だが、国民はこのような無制限の移民受け入れに賛成して居るのだろうか。
7月15日、一時的な緊急ビザとカナダへの無料航空券の取得を求めるウクライナ難民の申請を締め切った。
およそ110万人のウクライナ人がビザを申請し、そのうち約80万人が7月初めの時点で承認された。
カナダに残りたいウクライナ人には永住権を与える。資格を得るには、ウクライナ難民が一時滞在資格でカナダに滞在し、国内に少なくとも1人の家族がいる必要がある。この計画では、2023年に36万5,000人、2024年に48万5,000人、2025年に50万人のウクライナ移民の入国を許可する枠が定められている。
一時ビザを取得したウクライナ人のうち実際にカナダに来ている人は23万人。
かように極左路線のトルードー政権は難民政策が甘い。
さらにカナダは米国への不法入国者を受け入れている。
米国では、民主党のバイデン政権発足後、移民受け入れ拡大への期待から、メキシコから南部テキサス州などへの不法入国者が増加した。これに不満を募らせた共和党のテキサス州知事らが、民主党支持者の多いニューヨークや首都ワシントンなどに移民をバスなどで「移送」した。移民保護に積極的なニューヨーク市には5万人以上が殺到した。
このため一部がロクサム街道を北へ向かい、カナダの不法入国者増加の一因となった。
不法移民を受け入れるケベック州のルゴー州首相は今年2月、州の負担が重くなったとして、ロクサム街道の閉鎖を求めてトルードー首相に書簡を送った。
野党からも圧力が強まっていた。結局、カナダは中南米から1万5000人を受け入れることで合意した。
不法移民の大量流入は社会に不安をもたらし犯罪が急増する。ドイツでは強盗、婦女暴行、殺人が急増したが、ドイツの左派メディアが報道しないため、かえって心理的不安が増大している。保守の「ドイツのための選択肢」が支持を急増させている背景である。
また米国には難民を装ったギャング団や密輸組織構成員が含まれ、フェンタニルの密売が増えた。アメリカ人のフェンタニル中毒による死者は11万人に達した。
人気俳優ロバート・デニーロも孫娘ドレア(19歳)が7月2日にNYの自宅で死んでいた。麻薬中毒によるとされ、仲買人の20歳の女を7月14日、NY警察が逮捕した。なにしろホワイトハウスにコカインが持ち込まれたがシークレットサービスは操作を打ち切った。発見の直前にハンターバイデンがホワイトハウス内部を彷徨いていたことは判明している。
強い移民規制をいう共和党、とりわけトランプ前大統領やデサンティス知事に超党派の支持が集まり、またこの不法移民問題が大統領選挙の大きな争点となるだろう。
世界中のリーダが左翼に乗っ取られてしまった結果が世界がここまで劣化してしまった原因でしょう。
これも、左翼の長い間の企みが効いてきたということでしょう。これこそが左翼の恐ろしさです。
これに世界が目覚めることが出来るのでしょうか。