RKJの評価が上がっているようです。その考えはトランプさんに似ているようです。とは言え民主党に大統領を取られれば問題でしょう。
宮崎さんが取り上げてくれています。さて、アメリカはどうなるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)7月20日(木曜日)弐 通巻第7830号
RKJが通貨で奇抜な提言をしたが
全米メディアは無視、経済論壇も火中の栗は拾わず
基本的に金本位制復活を言い出したのかと刮目したが、そうではなかった。
7月19日、民主党政治行動委員会のイベントで講演したロバート・ケネディ・ジュニア(以下RKJ)は「金、銀、プラチナ、ビットコインなどの『ハードカレンシー』で米ドルを裏付ける。これが米国経済の安定に役立つ」と述べた。
通貨の本質を衝いた議論だが、まったく反響に乏しい提言だった。というのも、アイディアが雑多すぎて金のみならず銀やらプラチナまで持ち出せば、通貨理論としても成立しないからだ。
RKJはこう言った。「ドルと米国の債務を現物資産で裏付けることは、ドルの強さを回復し、インフレを抑制し、米国の金融の安定、平和、繁栄の新時代の到来をもたらす」
現在の米国経済論壇では『時代遅れ』とか「奇抜すぎる」とハナから排斥される議論だが、そのことを心得たRKJは「プロセスは段階的であり、成功次第では ドルの支援額を調整する。まず短期証券の 1% 程度を金、銀、プラチナ、またはビットコインで裏付けられることからスタートし、ビットコインから米ドルへの両替に対してはキャピタルゲイン税を免除す る。こうすればベンチャー企業がシンガポールやスイスなどの他の仮想通貨に優しい地域ではなく米国で事業を成長させる動機となる」
RFK政治献金もビットコインで受け付けるとしているが、こればかりは幻想に近い。
共和党のデサンティス(フロリダ州知事)は、「私が大統領に選出されたら中央銀行のデジタル通貨を禁止する」とし、「デジタル通貨を廃止する。終わりだ」と明言した。
及川さんも取り上げてくれています。RKJはどうやらイベルメクチンを評価しているようです。
RKJが民主党とアメリカを変えることが出来るのでしょうか。ニセ大統領(バイデン)よりはましでしょうが、民主党であることが問題でしょう。
やはり、アメリカを救うのはトランプさんでしょう。何としても復活してもらいたい。