人民元決済が心配していたようにその勢力を伸ばしているようです。何とも嫌な気配です。もし、人民元がドルを打ち負かすなんてことになれば世界は終わりでしょう。
宮崎さんが取り上げてくれています。それにしても、これはやはりニセ大統領(バイデン)政権の責任でしょう。一日も早くトランプさんに替わって貰いたいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)5月11日(木曜日) 通巻第7745号
人民元決済に「熱心な国々」リストに新顔
ブラジル、パキスタンは予想通りだが、なぜイラクやバングラが?
「人民元決済」を既に実行している国、前向きな国、人民元とのスワップを締結した国が増えている。
筆頭はロシア。対中国輸出を53%増やした。大半が人民元で決済されたのかと言えば2020年に0・26%だった決済通貨シェアが22年に2・57%となったに過ぎず、注目はロシア企業が人民元建ての社債の起債に踏み切ったことである。
次に人民元決済に前向きなのはサウジアラビアだが実態は不明。石油代金を人民元で受け取っている事実はまだない。
もっとも熱意を込めて人民元決済を本格化させているのはブラジルとアルゼンチン。ブラジルは中国との貿易総額が2725億ドル。アルゼンチンは4月の輸出入決済のうち、10億ドルを人民元ですませたことが確認された
ロシア、サウジ、アルゼンチン、ブラジルにつづきバングラデシュ、パキスタン、イラク、タイとなって、いずれも人民元と自国通貨とのスワップ協定を締結した。
中国は貿易黒字が激減し、対外債務が急増しているのだから経済原理から言えば通貨の人民元は下落するはずだろう。
ところが人民元の対米ドル相場は2015年の6・2台から17年は7・0を越える人民元安水準だったが、2023年5月10日現在6・92と、しぶとい強さを示している。為替相場にもロシア、ブラジルなどの人民元決済が増えたことを裏付ける格好となった。
それにしても何時崩壊するかと期待していたChinaのこのしぶとさには驚くばかりです。
それも、金の亡者達が金を注ぎ込んでいるからでしょう。こいつ等も奴隷制度に何の抵抗感も無いのでしょう。
世界はこんなことを許すのでしょうか。何とも情けないですね。
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