組織が緩みきっているのじゃないかと思い、期待していた旧MRJももう駄目かも知れないと半ば諦めていました。
ところが、三菱は諦めてなかったようです。どうやら納入が見えてきたようです。日本企業の体たらくばかりが目に付くなか、久し振りに明るいニュースです。
どうか、このまま順調に初納入まで行って貰いたいものです。Koreaへの輸出規制という明るいニュースも重なり、いよいよ日本の復活がみえてくるのでしょうか。
産経ニュースより 2019.7.6
三 菱航空機、量産を開始 初納入へ生産体制構築
三菱航空機(愛知県豊山町)が、開発中の国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の量産を始めたことが5日、分 かった。機体は運航に必要な国の認証取得に向けた最終段階に入っている。同社は2020年半ばの初納入を目指しており、安定した 生産体制の構築を目指す。
親会社である三菱重工業の飛島工場(愛知県飛島村)で6月中旬に一部胴体の製造を始めた。スペースジェットは現在約400機受 注しており、生産能力の強化が課題となりそうだ。
機体開発を巡っては、国土交通省のパイロットが操縦して安全性を審査する飛行試験が今年3月に米国で始まった。国の認証「型式 証明」取得への最後の関門で、5度納期を延期した開発はヤマ場を迎えている。 三菱航空機は先月、イメージを刷新するため機体名 称を「MRJ(三菱リージョナルジェット)」から「スペースジェット」に変更。また、保守点検などサポート体制を強化するため、 三菱重工がカナダ航空機大手ボンバルディアから小型旅客機事業の買収を決めた。
やはり三菱はここで失敗する訳には行かないと気を引き締めるためにも社名変更などをやっていたんですね。ここで、失敗すれば日本の航空機産業も終わりかと心配していただけにちょっと安心しました。
とは言え、無事に納入が終わるまでは油断できません。頑張れ三菱。
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