団塊の世代のつぶやき

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★ミャンマーにおける中国のシルクロード、まるで進捗せず

2019年07月23日 | 中国

  マレーシアが、マハティールさんの登場でChina排除を進めていますが、ナジブ政権へのChinaの食い込みが酷く、建て直しは大変なようです。

  同じようなことがミャンマーでも起きているようです。全く迷惑な国です。宮崎さんが、詳しく取り上げてくれています。
  ミャンマーはナジブのような売国奴が居なかっただけまだ傷は浅いようです。

 宮崎正弘 の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)7月17日(水曜日) 通巻第6143号  

 ミャ ンマーにおける中国のシルクロード、まるで進捗せず
  民衆は「中国、でていけ」の抗議行動を本格化させている

 既報のようにラカイン州のチャウピュー港を近代化し、一帯を工業特区として、工業団地、大学、病院、保税倉庫などの一 大工業地帯とするプロジェクトを中国は提案し、ロヒンギャ問題で世界に孤立を深めていたスーチー政権は、中国の提案に 乗った。
 中国の野心はスーチーを「借金の罠」に嵌めて、チャウピューを99年の租借として軍港化することにある。

 習近平はニコニコと作り笑いを浮かべながらスーチーと握手し、まずは地域の環境、地理の精査に乗り出し、あちこちに大 看板を立てて事務所も造った。げんにこのチャウピューからミャンマー国土を横断し、中国新彊ウィグル自治区カシュガルへ のパイプラインは繋がっており、ガス輸送が行われている。

 かつてティンセイン政権時代、ミャンマーはミッンダム建築を認めたが、発電される電力の90%が中国へ送電されること を知って途中でキャンセルした。このことで、両国関係は急速冷凍のように冷え切った。

 突然の和解の契機となったのはロビンギャ問題だった。
70万余のムスリムがミャンマーを追われて、隣のバングラデシュに逃げた。国際的に孤立したスーチーに、シルクロードの 一環としてのプロジェクトを持ちかけた。ミャンマー政府は飛びついた。

 だが、スーチーのアドバイザーで豪の経済学者でもあるシーム・ターネルが「スリランカがどうなったかを見て下さい。借 金の罠に嵌って、ハンバントタ港は99年の租借とされてではありませんか」と助言した。
  当初提案されたプロジェクトは75億ドルだった。直近でミャンマー政府は、13億ドルに予算を削減した。
プロジェクトの中止にはまだ至っていないが、中国にとって展望は暗く、ミャンマーにとっては明るい展望が拓けた。

  こうやって見ると、やはりミャンマーはマレーシアよりおかしな指導者が出なかっただけ民度が高いのかも。独裁政権を許す国はそれだけ民度が低いと言えば言いすぎになるのでしょうか。
  それにしても、おかしな指導者が現れると国民も悲劇です。それを、許さないシラス国の日本は本当に凄い国です。権威と権力を分離した考えは誰のアイデアだったのでしょうか。それとも、17条の憲法の言う徹底的な話し合いで作られたのでしょうか。
  いずれにしても、凄いことです。本当に日本に産まれたことを感謝するしかないですが、それを壊そうとする勢力が跋扈しているのが恐ろしい。 

何とか、日本を守りたい!


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