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ボーイズ・ドント・クライ

2014年04月19日 23時24分14秒 | 洋画1999年

 ◇ボーイズ・ドント・クライ(1999年 アメリカ 118分)

 原題 Boys Don't Cry

 監督 キンバリー・ピアース

 

 ◇1993年ネブラスカ州リンカーン

 で起こった殺人事件が基になってる分、内容があまりにも痛ましすぎて、ぼくにはちょっと辛い。

 性同一性障害について、ぼくはわかっているようで多分よくわかっていないから、その分もあって観るのが辛いのかもしれない。日本は、こういう問題に対してテレビとかの報道の方が先進的で、映画になると、ちょっとばかり軽く扱ってる気がしないでもない。なんでかっていうと、欧米のあらかたの国がR-18を適用しているのに対し、日本だけがR-12に指定しているからだ。

 なんでか知らないけど、日本は「性」について無理解かつ妙に開放的すぎる。というより、性については語ろうとせず、できるかぎり触れようとしないかわりに、妙に隠す一方で、妙に垂れ流している。だから、無理解が進み、子供に対する配慮もなくなる。1993年のアメリカにしても、彼女?を変態あつかいしたわけだから、日本は推して知るべしなんだろうけどね。

 R-12とかに指定するんだったら、学校動員どか、授業で見せれたりすればいいんじゃないかとすらおもうわ。

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