◇ワイアット・アープ(1994年 アメリカ 211分)
原題 Wyatt Earp
監督 ローレンス・カスダン
◇いやもう、長い。
どうしてケビン・コスナーの映画はこうも長尺物ばかりなんだろ?
ワイアット・アープの事績を忠実に描こうとすれば、たしかに長くなるのは当たり前かもしれないんだけど、観客からすれば「OK牧場の決闘の前後だけでいいからじっくり見せておくれな」といいたくなるかもしれない。すくなくともぼくはそうだ。とはいえ、映像はすこぶるよかった。重低音のきいた音響も悪くはなかった。ということは、つまり、絵づくりについてはほぼいうことはないんだけど、やっぱり、長い。
そんなことはさておき、アメリカ人にとってOK牧場の決闘ってなんなんだろう?ぼくたちの国に見立てると、なんになるんだろう?決闘鍵屋の辻にでもなるんだろうか?そんなことをおもいながら、観た。ぼくだったら、コルト・シングル・アクション・アーミーに徹した話にするかもしれないな~。てなことをおもったりもした。