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ウルトラヴァイオレット

2014年10月11日 01時34分26秒 | 洋画2006年

 ◇ウルトラヴァイオレット(2006年 アメリカ 87分)

 原題 Ultraviolet

 staff 監督・脚本/カート・ウィマー 撮影/アーサー・ウォン

    美術/チウ・ソンポン 衣装/ジョゼフ・ポロ 音楽/クラウス・バデルト

 cast ミラ・ジョヴォヴィッチ キャメロン・ブライト ニック・チンランド

 

 ◇21世紀末、ヒモ・フェージ掃討作戦

 ウィルスの蔓延した世界で、

 感染後12年すると絶命する人間たちは、

 死を宣告されるかわりに超人的な頭脳の運動能力を身に着けた。

 これがヒモ・ファージと呼ばれる人間たちで、

 かれらを恐れた政府は、掃討作戦を展開し、

 人間対ヒモ・ファージの戦争に突入している。

 この前段階はまあありがちな展開ではあるんだけど、

 味噌は、ヴァイオレットことミラ・ジョヴォヴィッチの境遇にある。

 かつて政府に夫と息子を殺されているため、政府を憎悪している。

 しかし、

 ヒモ・ファージを全滅させるための最終兵器を強奪したとき、

 それが自分たちにしか効かない病原体を持った子供だと知り、

 その子を抹殺しようとするヒモ・ファージに対しても叛旗を翻すことになる。

 つまりは、ヒーローの条件ともいえる孤独な戦いに追い込まれるわけで、

 このあたりの設定はいいんだけど、

 どうにもCG優先の画面なのが、ぼくにはきつい。

 それにしても、

 この作品は内容を違えて日本ではアニメのシリーズになってるらしく、

 ミラ・ジョヴォヴィッチはどうも日本に関連するゲームやアニメの仕事が多くない?

 それもつねに戦ってる印象があって、

 なんだかよくわからない女優さんだわ。

 ただ、さすがにアクションシーンは鍛錬を積み重ねただけあって、見事だ。

 ガン=カタと新体操を融合させたアクションだっていうんだけど、

 これはこういうもんだよっていえないところが、ぼくだ。

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