デジタルカメラの初撮影で、大阪城を選び、約4時間、60枚撮ってきました。
光学ズーム、水面のわずかな波、濃緑葉の光沢、鷹の動き、多くの被写体である自然風景と人工的なもの、帰宅し再生してみて、満足な出来に、今までのデジカメの劣化を悔やみました。
それよりも、うれしかったことは、幾つかの出会いがあったことです。
1.若い中国人夫妻から突然、巨石の運搬について問われ、説明しました。
もうこうなると、つつきはっけん案内人の気持ちで、日本の歴史についてお話しすると、どんどん話が進み、しばらく一緒に、歩きました。夫は、大連のIT企業でシステム開発をしている20代前半の学生風、奥様は、聡明な受け応えで、いい感じのご夫妻でした。帰宅後、もしかしたら、新婚旅行で奈良、大阪、京都に来たのかもしれないと思いました。メールアドレスを交換し、また新たな交流を期待しながら、お別れしました。
2.名物の鷹匠さんとの会話
鷹の生態や日々の暮らしを教えていただきました。目が合うと、襲われるような感覚になりますが、非常に賢い子だとのことで、もうペットのような可愛がりようでした。
3.大阪城観光ボランティアガイドの方との談笑
市からの援助もなく、全くのボランティア活動。大都市におけるシニアの組織的活動の難しさを感じながらも、次なる新たなことを企画しているところに、好感を持ちました。秀吉の大阪城も今見える石垣は家康が作ったもの。大阪秀吉をPRするために、秀吉石垣を見えるようにするとか。天守閣の前にある直径2mぐらいの蓋をした井戸の様なものの下には、秀吉石垣があるということでした。
それにしても、大阪城は、中国人に占拠されてしまった感覚になるほど、いくところ甲高い中国語が聞こえてきました。
スライドショーをご覧ください。