京田辺市の郷土史会が設立されて60年目に当たる。町史をはじめ数々の貴重な資料を読みながら、市の歴史に親しんできたが、そのほとんどは、郷土史会の諸先輩や人々が伝えてきたものである。本日は、総会後の講演に参加するために、会場に出向いた。早速会長や役員と顔を合わし、挨拶を交わした。いつものように、会長からは、郷土史会への加入を誘われたが、また笑ってごまかした。本来ならば・・・、思うところがあって加入はしない、と決めている。講演の演題は、室町時代に奈良宿院町に居住した仏師集団の『宿院仏師』。彼らの残した作品は、奈良、南山城に多くあり、その活動内容と作品の特色についてであった。六十年目にあたるには、参加者が少なく、要人にも会わなかったが、総会には参加されていたのかな・・・。