3年振りにけいはんな情報通信フェアに出向いた。珍しくオープニング・セレモニーの挨拶から参加し、お目当ての基調講演を聴いた。ソニーコンピュータサイエンス研究所の北野宏明社長の講演は、予想通り得るものがあり、感動し共感した。ビジョンを掲げ、クレージーに動き、一回の人生思い切りやってみようとのこと。特に最近思い感じてきている生き方に繋がるから余計に心に響くものがあった。ロボカップから始まり、チェス、将棋、囲碁、クイズ等で、ロボットがAI機能を持ち人間に劣らず自律し進化している世界を見ると、このような研究のすごさに圧倒される。ロボットが危険な災害現場で活躍し、ハンディキャップとならない義足づくり、未開拓地でも自然の太陽エネルギーや雨水を活用し生活できる環境つくりの研究を行う姿には、人間の使命感からこれから生きる人類への大きなお役立ちとなり、50年、500年にも貢献するそのビジョンのスケールに驚愕した。それに比べ、自分自身の夢の小ささに愕然としたが、会場を出て、大きく深呼吸していると、精華町の知り合いに会って、すこし立ち話、やっぱり友人というものはいいもんですなと現実に戻った。