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米大統領選に思う~自国で実力をつける、日本国民一人ひとりの生きる力~

2016-11-10 05:30:07 | 今思うこと
米大統領選は、予想外、歓迎しないトランプ氏の勝利に終わった。朝から、勝利宣言するまで、インターネットでパソコン操作をしながら見聞きしていた。ビジネスでの大成功をした自信から、世界一の大国を取り戻すための過激な政治経済発言に米国民が懸けてみようとの気持ちが表れたのではないか。オバマが絶妙な演説で全世界が魅了され期待したのは8年前、しかし実際は何も変わらなかった。この反発で、他国はどうあれ、米国復活のために明確な政策を発信したのは、格差が高まり生活に苦しむ貧困層や富裕層を妬む普通の国民にとって、受け入れやすいものであったのではないか。また、そこには、既得権益で流れる社会への反発反抗である。兎に角変えなければ、チェンジが必要なのだと。TPPやNAFTAに反対し保護貿易を唱え輸入制限となれば、日本は大きな打撃を受ける。一方、51兆円ものインフラ投資の公約もあり、財政出動にもなる。冷めた関係のロシア、緊迫した中国・北朝鮮、フィリピンなどもある。勿論政策そのものは、議会の承認を得なければならない。政治家の経験がないトランプひとりですべてを行うわけでない。勝利宣言挨拶では、選挙戦の過激発言はなくなり、穏やかに、一致団結しパートナーとともに進もうと殊勝なる言葉であった。米国の傘の下で米国の発言動きばかりを気にし、行動する我が国は、世界の国々と共生しながら、自国で生きられる正しい能力を養い、真の実力を備えた日本国を100年の計で創り上げなければならない。

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