韓国では、権力者大統領と親友の一連の疑惑を巡り、国全体が大混乱に陥っている。米国も大統領選でのトランプ勝利にも関わらず、納得がいかないヒラリー支援派が反対行動を起こしている。英国も、まさかのEU離脱を国民投票で決定した。世界中で、今まで以上に格差が高まり、貧富の差による不満が爆発し、常識的な社会もその影響や圧力を受け変えられようとしている。中流以下の生活者の暮らしがより悪化、増加し、解決策がないままでは暮らしぶりがさらに悪化することにもなろうから、金持ちを含めた既得権益者相手に攻撃を仕掛ける一方、今までにない異質な変化を求めた改革を望んでいるように見える。その点、日本では違うと発信したいのだが、外交は、相変わらず、弱気で大国のご機嫌伺いが目立つ。後進国には、将来への投資ということで大金を気前よく支援。TPPもおかしくなってきている。が、数の論理で、全てが強引に与党の意のままの国会。こんな世の中になろうとは、政治力・経済力、すなわち人間力が向上していないのである。