お正月三が日には、必ず我々の氏神様に参ります。現在は、新宮社といって、朱智神社の境外末社の一つですが、6世紀ごろ、百済からやってきた渡来人、ニリクム一族がその先祖を祭った社です。時代が経過し渡来人と土地の人との交流、血の交流もあって、その土地の氏神様となったようです。そこには、何らかの争いや和解があり、共同生活が始まったのでないかと思います。それだけに、参道にあたる階段を登る時にも、神様が通る道を避けて必ず、左側を歩きます。ささやかな社殿に行くと、鈴を鳴らし、2礼2拝1礼、そして、こころの中で住所と名前を言い、お守り頂いたことに感謝したうえで、お願い事を言うようにしています。