図書館の帰りに、いつもの道を通過すると、「あれ~っ」とご婦人の大きな声がしたので、振り向くと、「ちょっと、これ持ってって」と、ご自宅のサクランボの枝を切りとり数本いただきました。今日は、お父さんは外出中で、いらっしゃらなかったが、市内で出会うと、立ち話で色々な情報をいただきます。こちらの曾祖父さんは、明治初期に地元政治思想家として活動した人物。南山義塾設立、立憲政党に入り、板垣退助などと行動を共にしたという。こういう人物が、我が町で生まれ、大いに活躍したと聞き、町史を読むと現在のまちづくりの基盤となり、貢献した人材が沢山記載されている。その時代背景の詳細は、勉強不足で十分知らないが、いずれにしても、彼らによって、明治・大正・昭和という時代を乗り越えて、今の京田辺市が築き上げられていることを、市制20周年のこの時期に、市民はもっと学ばねばならないと思う。市の方でも、市民団体でも、まちの歴史を学ぶイベント開催が見当たらないのは、誠に残念である。








