衆院選に向けての与野党党首討論会が行われている。インターネット、テレビ各局、記者クラブ主催とありながら、不十分な討論で納得がいかない。公開の場で時間が限られているので、政策実行の本質的な白熱した議論にはならない。司会も偏らずに進行しようとするから、お互いを戦わせる形には持っていけない。各討論会で同じ主張の繰り返しで時間を費やすのではなく、前討論に繋がる連続的な議論に持って行って欲しい。安倍一極体制打破に立ち向かう、希望・立憲民主の戦いになると予想するが、期待する小池さんにも強引度が高まり、安倍氏と似てきた言葉使いが気になる。枝野氏は、安倍氏と無制限の徹底した公開討論をして実行面の白黒を明確にしてほしい。現在でも、安全保障、憲法、原発、消費税、どれをとっても、論議されたとは思えない状態である。いかに国会がうまく運営されていないかがわかる。議員資格検定試験みたいなものに合格した人材が候補者として出馬できることにしたいものである。