丁寧な説明から真摯な対応へという言葉が気になって仕方がない。新聞社のインタビューで問われ、丁寧な説明とは、同じ言葉を繰り返し発することではなく、相手が理解でき納得するように、相手が知りたい、聞きたいことを把握分析し、話す言葉の構成を組み立て、相手の理解度を観ながらお話しすることだといったことを思い出す。今、政治家や相撲界で非難される人々には、相手の立場を意識できる視聴能力を持たないように育ってきたところに大きな問題があると思う。今度は、真摯にという言葉がとびかかっているようであるが、どんな世界にも、一人が権力をほしいままにできるようにしてはならない。