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井手町、水車にまつわる歴史と復活させたボランティアガイドに大拍手

2018-03-31 06:31:34 | 観光
井手町巡りの下見で、初めて水車が回っている場面と石碑を見て地元の方のお話を聞きました。
江戸時代の文化年間に宮本喜左衛門が水車を造り、明治初年に京都府が水車を利用する仕事の許可を与え、宮本家の人々がこの水車による搾油・精米・製粉を生業として従事し、里人の便宜をはかり喜ばれる。ところが、昭和28年8月の集中豪雨で大正池が突如崩壊し、洪水を起こし激流となり、一瞬にして水車も家屋も消失するという被害に遭う。宮本家先祖の生業を偲び、石碑が建立される。玉川の水が水力として利用され、水車が里人の生活に密接に関わっていたということがよくわかった。

1昨年、井手町に新たな名所をつくろうと、「ふるさとボランティアガイド」の人たちが昭和初期に使われていた水車を修復し復活させた。「平成の名水百選」で知られる玉川の水を引く用水路に設置し、かつての農村風景と豊かな自然をアピールしている。




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