まさに、スーパーヒーローの出現で、日本全国が感嘆・感動している。三日間行方不明だった2歳の男の子を、短時間で探し見つけた尾畠春夫さんの活動、行動力、生き方をTV各局が終日放送し、誰もが素晴らしい人間だと拍手を送っている。ボランティアを行うにあたり、社会に恩返し、活動は誰の世話にもならずに自己完結、費用は年金、大きな声、約束は絶対に守る、報酬はもらわない、「朝は必ず来る」で被災者を励まし、部屋には感銘を受けた言葉が短冊に、・・・次から次へと、78歳とは思えない、明確な言葉で連射砲のように出てくる元気・勇気を生み出す魅力ある発言、・・・人間こう生きたいねと思わず、言葉が出た。その根底には、忘己利他、無私、から出た実直に心を決めて生きている人間本来の姿が潜んでいるに違いない。