年金振込通知書97万2千件の誤送付が発生し、益々、高齢受給者への不信感が高まっている。2010年消えた年金、15年サイバー攻撃による125万件の個人情報流出、17年598億円支給漏れ、18年違反の中国委託業者問題、20年雇用保険未払い等々、厚労省関連の人的な大トラブルが止まらない。これでは、デジタル庁発足で、国家ICTを立て直そうという政府のビッグマウスも国民にとっては、強く協力することにはつながらない。政府のICT力は信用おけない。デジタル化へのビジョン欠如と実現可能ならしめるシステム開発計画のお粗末さを猛省し、官僚やICT開発者にとって、最も不得手な日常運営・運用に対して、経験豊かな人材を登用し、システム改革を図るべきであろう。岸田首相、牧島大臣、よく聞いて理解し、改革へ・・・。