碁会所

殆ど毎日、碁会所に午後出かけ晩飯時に帰る。囲碁は本当に面白い。 
  碁会所に来る人は職業も色々だが、力も色々、個性も色々。  

   アマ名人のような人から初心者まで、階段にしたら30段ぐらいの開きがある。あまり力が違うと、相手のやっている意味が見えなくなる。 自分の上も下も見えなくなる。 

   今、自分の見える囲碁の風景は2度と見えない風景に違いない。  だから、今見える風景で対局すると楽しい。  
   ところが、誰しも強くなりたいから,背伸びして対局しがちになり、その時の見える風景で囲碁を打てなくなりやすい。これが過ぎると囲碁はつまらなくなる。   

   しかも、勝負事だから、強くて勝つと優越感に浸るし負けると、「参りました。」と頭を下げる。 官僚でもないのに  どうしても上位の者の頭が高くなりやすい。  
     碁会所は、そんなもやもやした雰囲気をも持っている。  
      心しなきゃ! 官僚にはならないぞ! 楽しむんだ!    
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仕組み

メディア情報では国内的には総選挙のタイミング、世界的には、アメリカ下院での金融安定化法案への議決が、内外の最大の関心事のようだ。 
  日本の政界は、~組みの争いのようにも見える。 アメリカ下院の動向は、安定化法案への国民の不人気が原因しているようだが、これも一定の情報管理下の事だろう。
   アメリカのその世論を世界が注目し、それ如何で世界が動く。 日本の総選挙の対立軸も、アメリカの世論の如何も共通しているのは、既にあるお金の回し方にある。 

  果たして今世界や日本が遭遇している困難の原因はお金の回り方だろうか? 仮にそうだとすれば、これまでやってきた政治の失敗だけの問題と言える。 

   確かに不公正さなど問題はあるが、それを正したからといって、問題は解決するだろうか? 
  よく金融を血液の循環に例えるが、経済は循環以前に、血液そのものの質が問われていないか? 血液の水増や、輸血で 自らの造血作用なくして持続可能とは考えにくい。
 
     そこから発想した声が、海外・国内とも聞こえてこない。         不思議だ。  
 
   お金の回し方の工夫で経済を何とか立て直そうとアメリカも日本も世界もこれまでいいだけやってきて、今日に至っているのではないか。 
 減税、増税 国債や債権、公的資金、予算編成、無駄遣い、財政の公共投資、金融政策、国有財産の売却、海外投融資、どれもこれも、特に日本は、微調整から大胆な実行まで十分試験済みではなかったのか? 
    政府も中央銀行も、お金の回し方や、印刷機の回し方ばかり考えず、お金の作り方を考えたらどうか。

  一般家庭では、いよいよお金に困ると、置かれた環境の中でどう稼ぐかを考える。

 国や世界は地球という環境の中で稼ぎ方を考える事になる。

 大人が本来の稼ぎから目を反らし、加減にせず働いて、子供を泣かせる。

 そんな仕組みになっていないか。    

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