やっぱり強い味方がいた

10月17日朝日新聞の経済欄に、今日の金融危機について、世界の著名な投資家、ジム・ロジャーズ(アメリカ人で現在シンガポール在住・ファンド運営で4000パーセントの利回りを実現、原油高騰や、住宅バブルの崩壊を早くから予測していた)のインタビュー記事が大きく取り上げられていた。 

 これまで、世界や日本がやっている金融や経済対策と、それを語る政治家や専門家や学者の言う事に疑問を感じ、自分はその感覚を稚拙な言葉で書いてきたが、権威者がそれを裏付けてくれたらと、ひそかに期待していた。 

 ジム・ロジャーズ氏が見事に裏付けてくれた。 
  その部分を抜粋すると、
   『バーナンキ(アメリカ中央銀行)は経済も市場も通貨も何も分ってていないと思う。知っているのは、お金を刷り続けることだけ。』  
    『ドルの失墜はすでに進行中』
   『公的救済は間違い。バーナンキやポールソン(米国の財務長官)はウソをついていると言うよりも、愚かなのではないかと思う』 
     自分の 言いたいことをズバリ言ってくれている。   
   「ドルの失墜」は、この記事で頭の回路が繋がったようだった。 

     カジノ経済の投資家(≒賭博師)が明かした本音のようで、政治家や学者と違い、簡単明瞭で説得力があった。 
       ≒賭博場の中から出た「新しい芽」だと良いのだが。
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