世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
金子勝
金子勝(慶応大学・経済学者)は時々新聞テレビにも登場する、有名な学者。ひも付きや御用学者でないことは確かだが、人によって左派系の学者?の印象を与えるかもしれない。
とにかく今日の経済情勢の分析が深く鋭く、先行きの見通し的確さはが、私の知っている限り、最も優れた学者のようだ。
言葉を飾らず、ストレートに言うので、嫌う人もいるかもしれない損するタイプ。
彼の視座は「世界経済」にあるようだ。 雑誌「世界」は(現役の与野党議員や党首、元首相、著名な財界人。幅広いジャーナリストなど)一党一派に偏しない各界のオピニオンリーダーの新しい主張が載る雑誌がある。 友達の紹介で4年ぐらい前から読んでいる。
世界の11月号に『経済崩壊か、新しい成長軌道か』の政策転換を求める論文が載っていた。 殆どのページは、今日の金融危機の根深さと大きさと原因の分析に当てられたいた。
誠実さと科学的で論理的な緻密さで納得しやすかった。
まとめのほうに、現在行われてる補正予算を危惧しつつ、「制約ある中での景気刺激策は、将来に繋がる有効なものでなければならない。‥ 石油高や食料高に対応する将来に繋がる産業戦略が必要になる。」さらに「農業を基盤として、地域単位で流通や加工を含めた『第6次産業』(?)にする事が求められる。」との提言も加えられたいた。」
昨日の寺島氏にしろ、先日の榊原氏、国連のシュタイナイー氏、朝日新聞主筆の特別機構にしろ、今後社会の力になりそうな『新しい芽』が秋だと言うのに出てきた。
季節は秋でも、時代は端境期なのだろう。
金子さんにも力づけられた。
(個人的には世界や経済を分析するとき、「地球と有限資源」の項が加えられるともっとはっきり分りやすくなるのにと思う。
でも、もう一息だ! シナリオはここにきて特に順調で、2日に1度は新しい芽の言葉を、メディア上で見るようになった。
以前、フランスのある経済学者が「目先の利益を追うのではなく、く中・長期て利益を上げる仕組みへと変えたほうがいい。」の言葉を、メディア上ではじめて拝見したのは半年も前の事だった。
メディア批判メディア離れの高まりと共に、時代の底辺は確実に前へ進んでいる、 と思う。