世界は幸福感?

 朝テレビをひねるとどの局のニュースも 平均株価936ドルの急上昇のニューヨーク市場の終わりを告げる鐘の音に、世界が一斉に幸福感に包まれたかのようだった。
   (個人的には株を持っているので)分らぬでもないが、将来的に日本も世界もこれで良いのかと疑問の方が大きくなった。

    経済の行き詰まりの根っこをを反省することなく取り繕い、これまで来た航路を進む。

   今後、 危険な信号は、当面株価の不安定さに現れるだろうし、実体経済の後退、やがては『好景気』、国家財政の悪化と、社会の崩れとして見せてくれるに違いない。 

 (所詮、水増し、水脹れ経済になる事を忘れてはならない。)

   片方、水に毒されない「新しい芽」の育ちも加速されるから、ミュージカル『地球』はその狭間をどう展開するか、ますます面白くなるはずだ。 

   (ニュースの中には株価上昇に懸念を残すするものもあったが、公的資金の実体経済への効果や効き目の早さなどで、今後の経済社会の航路に関するものは、全く見当たらなかった。

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