内需拡大が景気対策になるか?

景気対策として内需拡大が総理を始め与野党の別なく唱えるている。
  これに異議を挟んだのを立場の如何を問わず見たことが無い。 
   外需が駄目だから内需だと言ってるようだが、話がとんでいないか。
   今の日本の景気対策に内需拡大が有効だとはどうしても考えられない。 
   産業構造が第1次産業を土台にしていた時代はそれで良かった。しかし、今は、資源を外国から買い、加工して外国へ売ってその差益を得ている国。その内需は、稼いだ
富の消費を意味しないか?食料もエネルギーも外国から買ってきて賄っている国が景気対策で内需拡大してどうして豊かになるか。 
  実際これまで、公共事業などの大規模な内需で赤字大国となった。 日本の産業構造が既にその形に出来上がっているにも関わらず、 与野党が(内需拡大)の大合唱。主張の違いは内需の対象と規模のみ。 
 内需拡大は理想だが今の日本は、産業構造を変えてからの事で、話があべこべ。 

    (勘違いしているかもしれないが、自分には上記以外考えられない。 
  国民の生命や生活や、そのための最低限のシステムを守るセイフティネットの応急措置は財政を振り向けるのは当然で、これは景気対策とは言わない。)  

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「難しい舵取りの先達はいない」

今日の朝日新聞の経済欄に《個的資金注入を読み解く》と題し、<グリーンスパンメモの因縁>の見出しで、文末は、『‥難しい舵取りの先達は、いない。』と結んでいた。編集委員 西井恭之の文責のり記事があった。 確かに、どんな大きなパニックも他の物と同様に変化し一回性のものだから、目の前の具体的な問題を解決してくれる先輩や先生そして既存の処方箋は論理的には存在しない。

これを読んで、いつの間にか誰かが何とかしてくれると、依存し答えてくれない現実に不満を抱く自分に改めて気付かされた。 

 

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